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長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう

長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう

 

 

「タイピング検定で2級を突破できない」

「短文や単語は慣れても長文タイピングが難しくて苦手」

「長文タイピングでミスタイプが多い。」

「タッチタイピングがもっとちゃんとできるようになりたい!」

 

といったことはありませんか?

 

ビジネスにおいて、タイピングの検定2級相当のレベルがあると役に立つと言われています。ですが、実際は大人でも2級の突破が難しいと耳にします。その1つの大きな壁として「長文タイピングの難しさ」が挙げられ、長文タイピングでのタッチタイピングを習得することが、将来大人になって社会人になるととても重要になります。

 

長文タイピングは、タッチタイピングの中で「応用編」になり、長文になればなるほど、「正確なタイピング」と「スピード」が求められます。ただ、やみくもにタイピングができればいいわけではありません。正確なタイピングとタイピングスピードの両立でつまずいてしまうケースが多く、苦手と感じてしまう人が多いようです。

 

長文タイピングが難しいと感じる理由はさまざまありますが、基本のタイピングを押さえつつ、「速読力」や「文章を先読む力」、「文字の変換」、「さまざまな文字や文章への対応力」など長文タイピングでのコツをつかめば必ず上達ができます。

 

では、そのコツをつかむにはどんな練習方法をすればいいのでしょうか?

 

この記事ではタッチタイピングを上達する上で応用編でもある「長文タイピング」をミスなく速くできるようになるための練習方法などを詳しく紹介します。

 

そして、最後まで読んでいただくことで、大人でも取るのが難しいと言われるタイピング検定2級以上を目指せるようになるでしょう!

 

それでは、見ていきましょう。

 

▶【関連情報】長文のタイピングを毎日楽しみながら練習できるおすすめ情報

Nintendo Switch初の子供向けタイピングゲーム「タイピングクエスト」(無料版あり)はこちら

 

目次

1.長文タイピングを鍛えるのが難しい理由

 1−1.長文練習に特化したゲームや例が少ない

 1−2.変換のコツをつかむのが難しい

 1−3.思うように文字が打てず、練習が続かないケースも

 

2.長文タイピングをマスターするためのコツ!

 2−1.まずは基本の「ホームポジション」をしっかり覚える

 2−2.速さよりも「正確性」を意識して練習する

 2−3.漢字の変換タイミングを意識する

 2−4.活字に触れる

 

3.長文タイピングの練習方法

 3−1.1日10分タイピングゲームで練習する

 3−2.本や新聞の長文模写練習

 3−3.変換練習をする

 3−4.SNSやチャットを使った練習

 3−5.パソコン教室で練習する

 

4.【例文付き】長文タイピング練習におすすめの参考例文を紹介

 4−1.例文1:公益財団法人 全国商業高等学校協会 過去問(約450字)

 4−2.例文2:日本語ワープロ検定試験 過去問(約750字)

 4−3.例文3:文章入力スピード認定試験(日本語)過去問(約2,600字)

 4−4.例文4:パソコン入力スピード認定試験 過去問 (約2,300字)

 4−5.例文5:e-typing master (約170字)

 

5.【無料編】長文練習におすすめの面白いタイピングゲーム

 5−1.e-typing長文

 5−2.ローマ字タイピング 実力アップコース- FMVサポート

 5−3.MyTypin公式(毎日タイピング練習-長文編)

 5−4.打鍵トレーナー(長文鍛錬用)

 

6.【目的別編】長文タイピングに役立つゲーム

 6−1.漢字変換ありのタイピング練習ゲーム

 6−2.英語の長文タイピング練習ゲーム

 6−3.10分間の長文タイピング練習ゲーム

 6−4.時間制限なしのタイピング練習ゲーム

 

7.まとめ

 

8.【関連情報】タイピングに関するお役立ち記事一覧

 

 

1.長文タイピングを鍛えるのが難しい理由

 

そもそも、なぜ長文タイピングをマスターすることが難しいのでしょうか?

 

長文タイピングを鍛えることが難しいその理由と原因について解説していきます。

 

 

1−1.長文練習に特化したゲームや例が少ない

 

まず1つ目に、長文タイピング練習ができるゲームや参考例が少ないことです。

 

最近はさまざまなタイピングゲームがあります。インターネット上でよく見る人気ゲームは短文や単語の練習をメインにしていること多いですが、長文に特化したゲームや参考例はまだまだ少ない傾向です。

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
単語や短文タイピングの成績が良くても、長文タイピングが必ずしもできるわけではありません。筆者が小学生の頃、単語や短文タイピング練習ができる「寿司打」で中の上レベルでしたが、学校で受けた長文テストは時間内にタイピングできませんでした。短文は得意だけども長文が苦手な人にとって長文に特化した練習ゲームや例文などがあるといいですよね。ですが実際に探してみるとゲームや例文の数は少ない印象です。
この記事の後半では、「長文のタイピングが練習できる参考の例文」や「無料の長文タイピング練習ゲーム」なども紹介していますので、最後まで読んでくださいね!

 

1−2.文字変換のコツをつかむのが難しい

 

また日本語でタイピングする時は、「漢字」「カナ」「全角・半角数字」など文字を変換する動作が必ず出てきます。この変換は、英語タイピングにはない、日本語特有のタイピング方法です。

 

日本語特有の文字変換に慣れていないことが原因で長文タイピングがうまくいかないということも考えられます。変換のコツをマスターできると、より効率よく速いタイピングができるようになりますが、変換練習のできるゲームはそこまで多くはないため独学でマスターする人もいます。

 

 

1−3.思うように文字が打てず、練習が続かないケースも多い

 

長文タイピングの練習で、思うように打てず、途中で挫折してしまうことも理由として考えられます。

 

思うように打てない原因としては、タイピングの基本でもある指の位置やホームポジションをしっかりとマスターできていない場合や速く打とうと焦っている可能性があります。

 

以上の3つが長文タイピングを鍛えることが難しい理由と考えられる原因です。

 

 

 

2.長文タイピングをマスターするためのコツとは?

 

では、長文タイピングを上達するためにはどうすればいいでしょうか?

 

ここでは上達するためのコツを詳しく紹介していきます。

 

 

2−1.まずは基本の「ホームポジション」をしっかり覚える

 

長文タイピングはタイピングの「応用編」になります。

 

まずは基本のタイピングスキルをマスターする必要があります。基本のタイピングスキルで一番大切な指の姿勢でもある「ホームポジション」をしっかりと指に覚えさせましょう。

 

ホームポジションの覚え方や練習方法に関する詳しい説明は下の記事で紹介しています。

▶︎参考情報:ホームポジションとは?覚え方と練習方法、タイピングでズレる際の矯正法まで解説

 

2−2.速さよりも「正確性」を意識して練習すること

 

タイピングがある程度できるようになると、どうしても速く打ってしまいたい気持ちになりますよね。ですが、長文タイピングの練習中はその気持ちを抑えて、ゆっくりでいいので正しい指の位置を覚え、ミスタイプを減らす意識をしましょう。練習内容も「正確なタイピング」を鍛えられるゲームや練習方法を取り入れるとなおいいでしょう。

 

 

タイピングの正しい指の位置や動かし方、練習方法についての説明は下の記事で詳しく書いています。

▶︎参考情報:タイピングの正しい指の位置は?動かし方やおすすめ練習方法を解説【図解付き】

 

 

 

2−3.文字の変換タイミングを意識する

 

長文タイピングの上級者や得意な人の特徴に、漢字やカタカナ、全角・半角数字などの文字を変換する回数が少ない傾向があります。指の動きを少なくすることで無駄な変換がなくなり、タイピングのスピードも自然と速く打てるようになります。

 

長文タイピングを上達させるためにも練習中は文字変換のタイミングを意識してみるといいでしょう。文字変換のタイミングは大きく3つのステップ(またはパターン)があります。

 

以下の例文で変換タイミングのパターンを紹介します。

 

▶参考例:「長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう」の場合

ステップ1:初級編(単語ごとに変換)
ステップ1:初級編(単語ごとに変換)

 

まず1つ目は、文字や単語ごとに変換をするパターンです。特に初心者の人に多い変換方法です。

 

「長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう」の文章のうち、「長文」「の」「タイピング」「の」「練習」「方法」「!」「おすすめの」「例文」「や」「無料」「ゲーム」「で」「上達」「しよう」の単語ごとに変換するパターンです。

 

文字の変換する回数が多いので全てを打ち終えるまでの時間は長くなります。正確に変換ができることが大切なのでしっかりと変換ができるようにしましょう。

 

 

ステップ2:中級編(文節ごとに変換)
ステップ2:中級編(文節ごとに変換)

 

2つ目は、「長文の」「タイピングの」「練習方法」「!」「おすすめの」「例文や」「無料ゲームで」「上達しよう」の文節で変換するケースです。

 

タイピングが慣れてきた人に多い変換方法で文節(「ネ」や「ヨ」で区切れる場所)ごとに変換を行います。

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
ステップ1よりも、変換回数が減っているので打ち終わる時間も少し早くなります。これに慣れてくると、文字をまとめて変換する方が楽だなと感じてくるようになるのでそれまでは文節ごとの変換を意識して練習を続けましょう。

 

 

ステップ3:上級編(文字変換の間隔をさらに広げる)
ステップ3:上級編(文字変換の間隔をさらに広げる)

 

3つ目は、「長文のタイピングの」「練習方法!」「おすすめの例文や」「無料ゲームで」「上達しよう」のように、さらに間隔を広げて変換するケースです。

 

上級者になるとこの間隔はさらに広くなります。間隔が広くなることは無駄なく変換ができている証拠です。

 

このように、パソコンではある程度の長さの文章を入力した後に、文節単位で変換することで、効率良くタイピングができるようになっています。パソコンの機能もうまく活用したタイピングができると指の負担も減り長文タイピングが楽になります。

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞

 

ここまで変換タイミングを意識しながら正確にタイピングする練習をしていると、ステップ2からステップ3へのステップアップは自然とできるようになります。反対に変換の間隔が文節よりも広げられないと悩む人は、正しい指や位置でタイピングができていないことや、ホームポジションや指の位置がずれている場合があります。

 

しっかりと正しくタイピングができているか、今一度自分のタイピングを振り返ってみましょう。

 

 

 

2−4.活字や文章に触れる

活字や文章に触れる

 

文字の変換タイミングの他に、長文タイピングが得意な人には「速読力」と「文章の先読む力」が高い傾向があります。

 

本や新聞、Webニュースや記事など「活字」に慣れていると、速読力や文章の先読みができ、タイピングもスムーズにできるようになります。

 

「文章を先読む力」をつけると、さまざまな文字や文章への対応力も身につけることができます。特に文字を読み取ってタイピングをする模写形式のタイピングでは役に立ちます。お気に入りの本や新聞、興味のある記事など、日頃から見慣れているアイテムを使って文章を先読む力を鍛えましょう。そうすると自然と速読もできるようになります。

 

 

以上の4つが長文タイピングをマスターするコツです。これらを意識して練習するようにしましょう。

 

 

 

3.長文タイピングのおすすめ練習方法

 

ここまでは、長文タイピングをマスターするためのコツや意識するポイントについて説明しました。では実際に長文のタイピング練習はどうするといいのか、具体的な練習方法についても紹介します。

 

3−1.1日10分タイピングゲームで練習する

 

タイピング練習全般に言えることですが、練習は毎日継続して行いましょう。

 

1日10分ぐらいの時間であれば集中力も切れずに練習ができます。練習は気軽にできるゲームなどを利用するといいでしょう。「6−3.10分間の長文タイピング練習ゲーム」で10分間の長文タイピングゲームを紹介しています。

 

 

3−2.本や新聞などの長文模写をする

 

長文タイピング練習の1つに、本や小説、新聞などの文章を見てタイピングする模写練習(写経練習)という方法があります。

 

記事や参考書によっては、堅苦しい文言や、初めて見る難しい漢字も出てきますので、興味を持っているニュース記事や日頃から読んでいる本や小説を使うといいでしょう。またお子さんの場合は身近な国語の教科書内にある物語などを模写する方法もおすすめです。

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
特に本や小説など文章の長いタイピングになると「、」「。」の句読点や「!」「?」の記号系なども多く出てきます。仕事や学業などで長文タイピングをする際にもでてくるので、早いうちからこういった記号系も意識して練習すると尚いいでしょう。最初は慣れないと思いますが、続けていけばしっかりと打てるようになります。

 

 

3−3.文字の変換練習をする

「2−3.文字の変換タイミングを意識する」にもあるように、長文タイピングで必ず出てくる「文字変換」の練習も取り入れるといいでしょう。

 

検定の過去問を見てタイピングする練習の他にも、最近は文字変換つきのタイピング練習ゲームも出ています。それぞれ詳しい紹介は、「4.【例文付き】長文タイピング練習におすすめの参考例文を紹介」と「6−1.文字変換ありのタイピング練習ゲーム」に記載しています。活用してみましょう。

 

練習ゲーム中は単語ごとで問題ないので、まずは正しく文字変換ができるようになることを目標に慣れてきたら変換を単語から文節ごとに、そしてさらに間隔を広げた変換タイピングができるようになりましょう。

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
最近の文字の予測変換機能の精度は非常に高くなり、以前よりもスムーズに文字変換ができるようになりました。その反面で、文字の誤変換や操作間違いなども起きがちです。1単語から少しずつ変換練習を行なって無駄なく誤変換のないタイピングを目指しましょう。

 

 

3−4.SNSやチャットを使った練習

またゲームや模写練習以外にも、実践的な練習方法として日常で使うことの多い、SNSやチャットツールを活用した方法もおすすめです。さらに長文練習をしたい人には、ブログや日記などを使うといいでしょう。

 

こういったツールは、日常生活の中でタイピング練習を習慣づけることができるためおすすめの練習方法です。SNSやブログは基本無料で始められるものが多いです。以下では、練習におすすめのSNSやブログを紹介します。

 

おすすめのSNSやブログと練習方法

Twitter:無料
ツイッター

 

Twitterはつぶやくように気軽に書ける、有名なSNSの1つです。通常ツイートでは140字程度まで書くことができます。

 

Twitterは利用者も多く、ツイート投稿のほかにコメントやリツイート、DMなど他のSNSと比べても文字を使ったコミュニケーションが活発なろことも特徴です。そのためタイピング練習をするにはとっておきのツールでしょう。タイピング練習の1つとして、Twitterの投稿方法をスマートフォンから、パソコンに変えてみる手も1つの方法です。
 

こんな人におすすめ
  • 毎日、ブログほどの量は書けないけどタイピング練習を習慣づけたいと考えている人
  • 日頃、Twitterはスマートフォンのみで利用している人
 
Facebook:無料
フェイスブック

 

Facebookも有名な無料のSNSです。本文には60,000字まで書けるため、Twitterよりさらに長い文章を書くことができます。

 

Facebookでも投稿へのコメント・シェアのほかに友達と個別に連絡できるMessenger機能があります。共通の趣味などでつながった仲間とコミュニケーションを取る機会も多くあるためタイピング練習にはおすすめです。その日あった出来事や気になるニュースについてのコメントなどを投稿する際にはパソコンを使ってタイピング入力をする習慣をつけるといいでしょう。
 

こんな人におすすめ
  • 無料で気軽にタイピング練習ができる方法を探している人
  • 身近なツールを使って長文タイピング練習ができる方法をしたいと考えている人

 

 

はてなブログ:基本無料(一部有料コンテンツあり)
はてなブログ

 

はてなブログは、無料でしっかり書けるブログサービスです。文字数制限もないため長文のブログを書くことができます。またトピック数も豊富にあるだけでなく、グループ機能を使って他のブロガーとつながることもできます。はてなブログ公式グループの「雑談」では、日常生活で起こった面白い出来事や、気になるニュース、恋愛の悩みなど、話題はなんでもOKという気軽に書けるグループジャンルもあります。

ブログを通して、共通の話題で知り合った仲間とコミュニケーションを取りながらタイピング練習ができるため、自然とタイピングスキルも上達できます。
 

こんな人におすすめ

長い文章をじっくりと書く(タイピング)練習をしたい人

ブログで書きたいジャンルがあり、自分から情報発信をしていきたいと考えている人


 
Amebaブログ:基本無料(一部有料コンテンツあり)
Amebaブログ

 

Amebaブログ(アメーバブログ・アメブロ)は、日本最大級のブログサービスです。

 

基本無料で作成でき、1つのブログに30,000字までの文字入力ができます。公開されているブログジャンルも豊富にあり、ブログにはいいね!・読者登録・足あとなどコミュニケーションを重視した機能が多くブロガー同士の交流も生まれやすいのが特徴です。またAmebaブログでは文字装飾や絵文字デザインも多く簡単に作成できるので、初心者にもおすすめです。
 

こんな人におすすめ
  • ブログ初心者だけど長文のブログや日記を書いてみたいと考えている人
  • お金をかけないで楽しくタイピング練習できる方法を探している人
 

 

▶︎参考:WordPress
ワードプレス

 

はてなブログやAmebaブログなど、ブログを活用したタイピング練習について紹介しましたが、ほかにも参考として「WordPress」につても紹介ます。

 

オリジナルのブログやサイト作成ができる基本無料のシステムです。開設する際は有料のレンタルサーバーやドメインなど事前に手配し、自力で作る必要がありますが自分だけのブログサイトを作成し運用ができます。

 

こんな人におすすめ
  • 長文タイピングをマスターするだけではなく、ゆくゆくはブログサイトを自分で運用したいと考えている人
この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
難しい漢字や文章を見てタイピングする模写練習と比べて、SNSやチャットを使った練習は、人と会話するように楽しく、自由にタイピングができます。アカウントを持っていればすぐに始められる点もメリットです。普段はスマートフォンでの操作が多いと思いますがこれを機にパソコンでの投稿に変えてみるのはどうでしょうか?ほかにもブログや日記では、さらに長い文章を書くことができるので考えながらタイピングする練習にはおすすめです。ただ最初のうちは毎日書く作業は大変ですが仲間を作って一緒にブログモチベーションを上げてどちらも無料で気軽に始められるものが多いので一度チャレンジしてみましょう。

 

 

 

3−5.パソコン教室で練習する

 

パソコン教室では、長文タイピングがうまくできないなど練習だけでなくお悩みも解決してくれます。

 

マンツーマンで教えてくれる教室があれば、無料で体験・相談会を開いている教室もあります。ぜひ一度利用してみるといいでしょう。

 

以上が長文タイピングの練習方法の紹介でした。

 

 

 

4.【例文付き】長文タイピング練習におすすめの参考例文をご紹介

 

次に長文タイピング練習をする時の参考例文を一部紹介します。

 

実際のタイピング検定で出題されている長文問題は、ビジネス向けにも作られているので実践練習としてもおすすめです。また多くの検定では過去問が一般公開されています。

 

今回はその中の4つの検定の例文を紹介します。

 

 

4−1.例文1:ビジネス文書実務検定試験 過去問(約450字)

まずは、公益財団法人 全国商業高等学校協会が実施している検定試験、「ビジネス文書実務検定試験」です。

 

この検定では毎回、約450字前後の長文問題が出題されているようです(2級の場合)。なお現在は、2006年から最新の検定までの過去問が公開されています。

 

 誕生石とは、各月に割り当てられた宝石のことをいう。昨年末に 国内の宝飾品関係の3団体によって改定し、新たに1 0種類の石が 追加された。この改定は6 3年ぶりであったため、SNSを中心と して話題になった。

 諸説あるが、誕生石は1 8世紀にポーランドの宝石商が考案し、 各地に広まったといわれている。その後、いくつもの団体がそれぞ れにアレンジを加 えたことにより、各月の誕生石が異なっていた。 米国で1912年に開催された宝石商組合の大会において、宝石の 普及を目的として初めて統一が図られた。

 米国で定めたものを参考に、日本では国内の風土や風習に合わせ た修正が加えられた。今回新しく追加された石は、春の桜や夏の森 などを感じさせるもので、日本の四季を連想させる。どの月におい ても複数の色の石が入ったことで、選択の幅が広がった。

 自然によって作られた石には地球の力が宿っており、身に着ける ことで幸運を呼び寄せるともいわれている。それぞれの宝石には、 意味や石言葉が込められている。この機会に、自分自身の誕生石を 調べてみてはどうだろうか。

 

・引用元:第69回 ビジネス文書実務検定試験 第2級 速度部門問題 より

▶︎参考情報:その他の「ビジネス文書実務検定試験」の過去問は以下を参照ください。

公益財団法人 全国商業高等学校協会 「ビジネス文書実務検定試験」はこちら

 

 

4−2.例文2:日本語ワープロ検定試験 過去問(約750字)

日本情報処理検定協会が年に数回実施している、「日本語ワープロ検定試験」です。

 

この検定では約750字前後の文章問題が出題されています。(2級の場合)
 

 たった1冊の本が、その人の人生を大きく変えたという話は、よく耳にするエピソードでしょう。仲間と旅をしたり誰かと恋をしたり、知らない世界を冒険したりと、本の中では、想像を巡らせることでさまざまな体験をすることができます。そして、そこで得た大きな感動や共感といった経験は、その人の心を豊かにしてくれるのです。図書館は、こうした本と出合うことができる場所の一つですが、そこでいろいろな手助けをしてくれる、司書という資格を持った人がいます。ここでは彼らの仕事について、簡単に紹介してみましょう。

 これは、一般的には図書館司書と呼ばれ、本の整理や選定、収集をはじめ、その管理やさまざまなサービスを提供する仕事です。利用者側からは、主に貸し出しや返却のときの業務が目立ちますが、それ以外にもたくさんの職務があるのです。例えば、本についてのレファレンスサービスやイベントの企画、実施などがあります。資格を持っていなくても働くことができる施設もありますが、携わることのできる業務に限りがあることが多いようです。専門職としての知識や経験が必要とされる場面が、たくさんあるのです。

 司書の資格を取るための方法として、最も多いのは、大学でそれに必要な科目を履修して卒業したことで得られるパターンでしょう。その他にも高等専門学校や大学の卒業生、または司書の職務を補助する専門的職員として3年以上勤務した人が、指定の講習を修了すると取得できます。

 やりがいや喜びといえば、やはり自分が薦めた本を面白かったといって返してもらえたときでしょう。また、読んだことのないジャンルであっても、その1冊が興味を持つきっかけになったり、作家のファンになったなどの声を聞けたりしたときには、大きな喜びを感じるといいます。本が好きな人には、魅力的な仕事の一つかもしれません。

 

 

・引用元:第132回 日本語ワープロ検定試験2級(速読)より

▶︎参考情報:この他にも「日本語ワープロ検定試験」には直近の過去問がいくつか公開されています。詳しくは以下を参照ください。
 

「日本語ワープロ検定試験」はこちら

 

 

4−3.例文3:文章入力スピード認定試験(日本語)過去問(約2,600字)

「文章入力スピード認定試験(日本語)(旧パソコンスピード認定試験(日本語))」は、上の「4−2.例文2:日本語ワープロ検定試験 過去問(約750字)」と同じく、日本情報処理検定協会が年に数回実施している検定で、正確でかつ迅速なキーボード入力技能の向上を図ることを目的としています。

 

約2,500字前後の文章問題が出題されています。

 

 わたしが小学生だったころに週末の楽しみにしていたのは、年の離れた姉に連れていってもらう映画館でした。それは月に2回と決められており、とても待ち遠しかったことを今でも覚えています。テレビとはまた違い、暗い所に入って大きなスクリーンを前にし、その世界に入り込んでいく感覚が何とも気持ち良く、特別な時間だったのです。そうして何本も見た中で、最も印象に残ったのは1980年代のイタリアを舞台としたもので、映写機の技師とそれを手伝う子供が心を通わせていく物語でした。とても人気のあった作品で、現代でもファンは多いといいます。それから幾度となく見ていますが、当時の記憶と混ざり合い、色あせることがありません。
 ところで、19世紀末のフランスには、後に「映画の父」と呼ばれる兄弟がいたことを知っていますか。それは、彼らの父がアメリカの発明王が考案した映像機器に感動して、息子たちに動画の研究を勧めたことがきっかけでした。そして、それに改良を加え、1台で撮影と映写、現像を行うことができる装置を開発しました。これは、スクリーンに映し出すことができるため、一度に多くの人が観賞できるようになったのです。まさに今わたしたちが見ている映画の原型とされています。初めての作品は約50秒のものだったそうで、そこに登場したのは、自身が経営する工場から出てくる従業員たちの姿だったといいます。他にも、妻と子供や駅に到着する列車など、日常生活のさまざまな場面を作品として残しています。列車の映像を上映した際には、カメラに向かって走ってくるのを見て、観客が目の前の出来事だとすっかり勘違いをしてしまい、大騒ぎになったといいます。怖くなって会場を飛び出したり、逃げたりした人もいたようで、当時の人々にとって、それがいかに驚くべき装置であったかが想像できます。彼らは、撮影をする機械を作っただけではなく、その構図や演出などの原型をも生み出したという意味で、まさに映画を発明したといえるでしょう。
 そしてこれは偶然なのですが、驚くことにこの兄弟の名前は、フランス語で光を意味しているのです。このことを聞くと、彼らはまさに映画を作るために生まれてきたのではないかと思えてなりません。さらにカメラマンを育成して、海外に派遣する活動なども行っていたといいます。研究所なども建てられており、数多くの功績を世に残しました。
 この装置は非常に画期的なものであり、早くから日本に伝来していたのは驚くべき事実でしょう。当時フランスに留学していたある男性が、この兄弟と親交があり、試写会でこれを見た際、衝撃を受けてすぐに輸入したとされています。初期のものは、活動写真と呼ばれ、ストーリーを説明する話し手がいました。独特の言い回しで、観客を魅了したといいます。山場となるシーンでは口調が激しくなるので、見ている人は自然と気持ちが高ぶるのです。このような見せ方は、日本でのみ定着したスタイルだったといいますが、その理由は定かではありません。
 現代は、テレビだけでなくパソコンやスマートフォンなど、いろいろな端末で映像を見ることができるため、わたしのように映画館に特別な思い入れがある人は、あまりいないかもしれません。しかし、大きなスクリーンと最新の音響システムで見ると、迫力が全く違うので、時には足を運んでみるのもよいのではないでしょうか。
 わたしが洋風の建物に何となく憧れの気持ちを持つようになったのは、港周辺に立ち並ぶ光景を目にしてからでした。これらは、幕末から明治にかけて、横浜や神戸などに誕生しました。そして、幕府が外国と結んだ条約により全国5か所の港が開かれ、幾つかの地に居留地が設定されます。こうして開国が決まってからは、ヨーロッパやアメリカなどからの来訪者のための住宅地として、どんどん発展していったのです。当時は畳にふすまや障子といった伝統的な家屋がほとんどだったため、出身地となるべく似た環境で生活したいと希望する人々のために、試行錯誤を繰り返して建てられたといいます。
 設計こそ外国の専門家が担っていましたが、実際の施工現場では、わが国の職人が活躍したといわれています。それまでに手掛けたことのない仕事だったため、当初はためらうことが多く、随分苦労をしたのだそうです。ところが、最初こそまねをすることで技術を習得していきましたが、器用な職人たちはこつをつかむと、古来の技術を駆使し、日本の材料を代用して、創意工夫を重ねながら完成させていったのだそうです。神社仏閣を手掛けていた人々による完成度の高いきめ細やかな仕上がりは、彼らの誇りを示したものだったのでしょう。港町の洋風建築群は、ヨーロッパの歴史ある町並みを想像させるだけではなく、日本の職人の素晴らしい技術の見本にもなっていったのです。そして近年では、それはもはやただの模倣ではなく、新たな建築様式を編み出したと捉える専門家もいるといいます。
 さて、ここからは日本各地にある洋風の建築物を紹介していきましょう。最も多く残されているのは、神戸市の丘に広がる町並みでしょう。港を見下ろす高台に明治から大正にかけて、洋風住宅が多く建てられました。このエリアは、文化財保護法に基づいて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。洋風と和風の建築物がそれぞれ51棟と14棟あり、その対象となっているのです。その中でも、シンボルのような存在として知られているのは旧トーマス住宅でしょう。ドイツ人貿易商の自宅で、れんがの外壁に、とがった屋根の上の鳥の姿がとても印象的で、国の重要文化財にも指定されています。そして、長崎には、全国的にも有名な旧グラバー住宅があります。神戸市の例と同様にやはり小高い所に位置しており、海が見えるという点が共通しています。この他に鹿児島にも幾つかの建物が残されているそうです。
 首都圏でよく知られているのは、やはり横浜でしょう。残念ながら、現存しているのは別の場所から移築し復元されたものがほとんどです。中でも有名なのは、外交官の家と呼ばれる建物でしょう。明治政府の外交官を務めた人物の住まいで、こちらも当初は別の場所にありました。塔屋付き2 階建ての特徴的な意匠や白と茶の華やかな外観、高級感あふれる内観などから、いかに当時の美術工芸のレベルが高かったかを感じ取ることができます。いずれの西洋館も町の中心地から近く、バスや徒歩などで行くことができるので、ぜひ訪れてみたいものです。

 

・引用元:第70回 文章入力スピード認定試験(日本語) 問題より

▶︎参考情報:この他にも「文章入力スピード認定試験(日本語)」の過去問はあります。詳しくは以下を参照ください。

「文章入力スピード認定試験(日本語)」はこちら

 

 

 

4−4.例文4:パソコン入力スピード認定試験 過去問 (約2,300字)

「パソコン入力スピード認定試験」は2013年の第7回まで実施されていたタイピング検定で、「4−1.例文1:ビジネス文書実務検定試験 過去問(約450字)」に統合されました。現在、この検定は実施されていませんが、全国商業高等学校協会のサイトでは第7回までの過去問が公開されています。

 

どの回も2,000字を超える問題のため、長文タイピングをさらに極めたい人にはおすすめです。

 

 電車やバスの車内には、優先席が設置されている。この席の近くには、優先席を必要としている人の説明がある。乗車する人にわかりやすく伝えるために、絵の入ったステッカーを利用している。その中には、けがをした人や妊婦が描かれている。また、お年寄りや幼い子どもを連れた親子の絵などもある。
 しかし、優先席を必要とする人を、外見で判断することは可能なのだろうか。例えば、絵ではお腹の大きい妊婦だが、妊娠初期のお腹は大きくない。妊娠中なのか、見た目だけでの判断はとても難しい。その結果、車内などで周囲からの理解がほとんど得られないとの声が、女性から多数届いている。
 この問題を解決するために、現在の自分の状態を周囲の人にわかりやすく伝える必要がある。その実現へ向けた活動に、厚生労働省が中心となって推進している「健やか親子21」がある。これは、21世紀の母子保健のあり方を定め、関係する機関や団体が一体になって取り組んでいる運動だ。次世代の子どもを、健やかに育てることが大きな目的である。
 健やか親子21の取り組みでは、妊婦に優しい環境作りの実現に向けて、マタニティマークを作成した。マークには、乳幼児と母親の愛くるしい絵が描かれている。妊婦はこの絵が入った小物を、鞄や洋服の目立つ箇所に身につけて外出する。その結果、周囲の人に妊娠していることが伝わり、理解や協力を得ることができる。
 このような活動は、アウェアネス運動と呼ばれている。日本語に直訳すると、気づきの運動という意味だ。特徴ある目印を用いて、現在の自分の状態や考えを周囲の人に気づいてもらい、理解や協力を得ることが目的である。最近では普及活動の一環として、磁石で自動車に貼りつけたり、Webページの表紙部分に掲示したりする場合もある。
 こうした運動は、リボンの色で活動内容や目的が表現されることから、リボン運動とも呼ばれている。日本国内では、ピンクリボン運動が特に有名だ。ピンク色は、乳がんの早期の発見や診断、治療の重要性を国民に伝える象徴として使用されている。日本の乳がん患者数は、年々増加の傾向にある。欧米諸国と比較すると、50歳以下の若い患者が多いことが特徴だ。日本の乳がん患者数は今後も増加し続け、2015年には、年間4万8千人まで達するとの予測も発表されており、大きな課題である。
 この状況を重く受け止め、大手企業や地方公共団体、NPOなどが連携し、一体となって啓発活動を始めた。特に毎年10月は、強く意識させる月間と位置づけて、東京や名古屋、神戸など大都市で啓発活動を実施している。主な内容は、人が集まる繁華街でチラシを配布したり、各地域の観光名所をピンク色に装飾したりなどである。また、公共施設を利用して、有識者を招いての講演会も実施している。
 活動の模様は、新聞や雑誌、ニュースで毎年取り上げられ、その意味や目的と一緒に報道されている。官民が連携した活動を続けた結果、ピンクリボンは、啓発活動の象徴として、国民に広く理解され浸透し始めた。この運動は、乳がんは早期発見できれば治癒率が高い病気にも関わらず、検診の受診率が低い現状に警鐘を鳴らし続けている。そして、若い世代から定期的な検診を受けることが重要であることを、国民に強く訴えている。
 一方、世界のリボン運動の先駆け的な存在は、レッドリボン運動だ。欧州地方では、病気や不慮の事故で若くして亡くなった人へ、哀悼の意を示す方法として、赤色のリボンを身につける習慣が昔からある。そして、エイズ感染者が増加した80年代のニューヨークで、レッドリボン運動に発展した。この運動は、赤色のリボンを身につけ、エイズで苦しむ人へ理解と支援の意志を示すことが、大きな目的である。この活動に共感した世界各国の人に運動の輪が拡大し、世界的な活動にまで発展した。
 他にも、色を象徴として活動する運動は多数存在する。例えば、臓器移植に対する正しい理解と、関係する家族への敬意を表明する活動は、グリーンリボン運動である。そして、開発途上国の妊婦の命と健康を守る国際活動は、ホワイトリボン運動だ。また、栃木県での幼い兄弟の痛ましい事件が発端になり、児童の虐待防止を訴える活動に発展したのは、オレンジリボン運動である。さらに、黄色や黒色、空色などを象徴に掲げる運動がある。
 最近では、見えない障害バッジの活動の輪が拡大している。この活動は、外見では障害や病気が理解されない人の支援が目的だ。このバッジの考案者は、25歳で原因不明の自己免疫疾患を発症した作家である。自分が難病患者になり、障害者や難病を抱えた患者の苦しみを実感した。その経験から、見えない障害に苦しむ人の存在を、社会の人に知ってもらう目的で製作を提案した。ツイッターから始まり、1年間で約1万個が配布された。
 その形態は、見えない障害を意識した透明なリボンである。さらに、有名な童話である星の王子さまの一説「大切なものは目にみえない」が意味深く文字で刻まれている。また、その種類には、赤色のハート印が刻まれた当事者用と、支援者がつける啓発用の2種類ある。それぞれの立場で意思表示を明確にするために、対象者が違う2種類を製作した。
 私たちは、健康で活気ある充実した毎日を過ごしたいと思っている。その実現には、お互いの状態や考えに気づき合い、受け入れる優しい環境作りが必要だ。そのためにも、ピンクリボン運動のように、大手企業や地方公共団体が連携した官民一体の活動が、今後も継続的に実施されることを願っている。優しい笑顔が絶えない社会の実現も、遠い話ではないだろう。

 

・引用元:第7回 パソコンスピード認定試験2級(速読)より

▶︎参考情報:この他にも「パソコン入力スピード認定試験」の過去問はあります。詳しくは以下を参照ください。

「パソコン入力スピード認定試験」はこちら

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
「パソコン入力スピード認定試験」ではこれらの長文を10分以内にタイピングするなどまさに長文タイピングのポイントでもある「スピード」と「正確性」が試される試験ですね。また日本語の他に、ジャパンタイムズなどから引用した英語の長文タイピング試験もあったようです。英語の長文例を探している人は一度挑戦してみるといいでしょう。今回紹介した4つの長文例を参考に練習してみましょう。あとタイピングが終わったら打ち間違いや打ちにくかったキーがなかったか必ず振り返るようにしましょう。

 

 

 

4−5.例文5:e-typing master (約170字)

電子タイピングマスター

 

上で紹介した4つの例文以外に、タイピング検定の模擬試験を無料でプレイできるものがあります。

 

e-typing masterでは、「タイピング技能検定」と呼ばれるイータイピング社が実施するタイピング検定試験の模擬試験を受けることができます。 長文練習は、単語と短文問題を解答した後に練習ができます。実際に検定を受けている感覚で練習することができます。また、通常は表示されていないですが、ミスタイプがあると問題の下にアルファベットが表示されるなど親切な設計になっています。最後に合格圏内に入っているのかどうか結果が発表されます。

 

 

▶︎「e-typing master」の公式サイトはこちら

 

 

以上が長文タイピング練習におすすめの例文紹介でした。

 

 

 

5.【無料編】長文の練習におすすめの面白いタイピングゲーム

ここまでは、文章を見てタイピングする模写練習の方法やその参考例文を紹介しました。

 

こういった模写練習は、長文タイピング習得にはとても効果的な練習方法ではありますが、練習後に正しくタイピングできているか、自分でチェックする必要がありやや手間がかかります。

 

そこでおすすめするのが、「タイピングゲーム」を使った長文練習です。ゲームにはプレイ終了後すぐに結果を確認し振り返れるので効率よく練習ができます。

 

この段落では長文タイピング練習におすすめの面白い無料ゲームを紹介します。

 

 

 

5−1.e-typing 長文

 

e-typing 長文

 

「e-typing長文」では、タイピングの基本でもあるホームポジション練習だけでなく、長文の練習メニューもあります。

 

日本・世界の昔話や日本国憲法より文章を抜粋した長文例のほかに、e-typingオリジナル例文も用意されています。スコアやレベル、入力時間やミス入力数、正解率から苦手キーまで詳しい結果を振り返ることができる練習ゲームです。

 

 

▶︎「e-typing長文」の公式サイトはこちら

 

 

5−2.ローマ字タイピング 実力アップコース- FMVサポート

 

ローマ字タイピング 実力アップコース- FMVサポート

 

「ローマ字タイピング 実力アップコース- FMVサポート」では、「日本の昔話」「名文書き出し」「料理のレシピ」「季節の行事」の4種類の長文練習ができます。約250〜380字前後の長文練習ができます。

 

「料理のレシピ」は他のタイピングゲームにはないジャンルで面白い練習ゲームです。こちらも入力時間や入力文字数、ミスタイプ数、正解率、苦手なキーと1分あたりの入力文字など詳しい結果を見れます。

 

 

▶︎「ローマ字タイピング 実力アップコース- FMVサポート」の公式サイトはこちら

 

 

5−3.MyTyping(毎日タイピング練習-長文編)

MyTyping(毎日タイピング練習-長文編)

 

「MyTyping」には練習ゲームが豊富にあります。公式が作成している長文ゲームは合計で24種類の練習メニューが用意されています。「毎日タイピング練習-長文編」で検索をすると出てきます。

 

また公式以外にも長文タイピングメニューがあるので挑戦してみるといいでしょう。1秒間でタイピングできた数や正誤率、かかった時間とミスタイプ数、入力数などがわかります。

 

 

▶︎「MyTyping(毎日タイピング練習-長文編)」公式サイトはこちら

 

 

 

5−4.打鍵トレーナー(長文鍛錬用)

 

打鍵トレーナー(長文鍛錬用)

 

「打鍵トレーナー(長文鍛錬用)」では、約25〜30字の短文がランダムで表示され60秒内にどれだけタイピングができたか、ミスタイプをリアルタイムで数えてくれるため上級者向けのゲームになります。

 

このゲームは最後に苦手なキーが表示されるためとてもシンプルでわかりやすいゲームです。

 

 

▶︎「打鍵トレーナー(長文鍛錬用)」の公式サイトはこちら

 

 

6.【目的別編】長文タイピングに役立つゲーム

 

長文タイピングでは、ひらがなのカタカナの他に漢字、数字、英語といった文字の変換を使うことがあります。それぞれ目的別に分けて練習ができるゲームがあるので紹介します。

 

6−1.文字変換ありのタイピング練習ゲーム

 

ここでは、日本語の長文タイピングをする上で必ず行う「文字変換(特に漢字の変換)」の練習に特化したタイピングゲームを紹介します。

 

 

1.タイピングソフト「やってみタイプ」

 

タイピングソフト「やってみタイプ」

 

「タイピングソフト やってみタイプ」内のStep4「長文」を選択すると、レベル1〜5までの合計5種類の問題を練習することができます。

 

昔の歌や有名な本から抜粋した例文が出ます。プレイ中、画面下にはキーボードのガイドがついているため長文タイピング初心者にも親切なゲーム設計です。他にも半角・ひらがなやカタカナ、単語や短文などの練習メニューがあります。長文練習をする前にウォーミングアップがてら練習するといいでしょう。

 

 

▶︎「タイピングソフト やってみタイプ」の公式サイトはこちら

 

 

 

2.カナ変換

 

カナ変換

 

「カナ変換」は、漢字変換のできるゲームです。

 

1度ミスタイプをするとゲームが終了になるのが特徴で「正確なタイピング」を鍛えるにはおすすめです。また出題される漢字や文章がすこし難しく難易度が高いため上級者向けになりますが、クリアできると達成感はかなり大きいゲームです。

 

 

▶︎「カナ変換」の公式サイトはこちら

 

 

 

6−2.英語の長文タイピング練習ゲーム

 

タイピング検定の長文タイピングで、たまに英単語が混じっている場合があります。私たち日本人にとって、英語は母国語ではないため上級者向けになりますが、英文もタイピングができると、万一英単語が出てきてもスムーズに対応できるようになります。

 

ここでは英語の長文タイピング練習ゲームについても紹介します。

 

 

1.e-typing 英語タイピング

 

e-typing 英語タイピング

 

「e-typing 英語タイピング」ゲームでは、英文に日本語訳がセットになった問題や、そこに音声がついた練習問題があります。英語を聞きながらタイピング練習ができるため、英語も同時に学べて一石二鳥なゲームです。

 

 

▶︎「e-typing 英語タイピング」公式サイトはこちら

 

 

 

2.ベネッセマナビジョン「タイピング練習 英語入力」

 

ベネッセマナビジョン「タイピング練習 英語入力」

 

ベネッセマナビジョン「タイピング練習 英語入力」では、長文ではないですが、英語の短文練習ができます。プレイ中はキーボードでタイピングのガイドがついた親切なゲームです。

 

 

▶︎ベネッセマナビジョン「タイピング練習 英語入力」の公式サイトはこちら

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
著者もこれらのタイピングゲームをプレイしてみましたが、英語タイピングでは単語の後に必ず使う「スペースキー」や、文の初めを大文字するために使う「シフトキー」があるため、日本語にはない独特のリズムがあり少し混乱してしまうなと感じました。長文タイピングが上達した人向けにおすすめのゲームです。

 

 

 

6−3.「10分間」の長文タイピング練習ゲーム

 

ビジネスではタイピング検定で2級相当のレベルがあると役に立つと言われています。2級レベルになると10分間で約500〜600文字のタイピングができることが理想とされています。

 

ここでは実際に検定を想定して練習できるよう「10分間」の制限が付いた長文タイピング練習ゲームについて紹介します。

 

 

 

1.MyTyping「第35回 ワープロ実務検定試験 第4級速度問題」

 

MyTyping「第35回 ワープロ実務検定試験 第4級速度問題」

 

MyTypingでは、「第35回 ワープロ実務検定試験 第4級速度問題」で出された問題をプレイできます。試験と同様に10分の制限時間があります。第35回では、476字の長文タイピングになります。

 

 

▶︎MyTyping「第35回 ワープロ実務検定試験 第4級速度問題」の公式サイトはこちら

 

 

 

2.名言タイピング練習(10分長時間耐久)

 

名言タイピング練習(10分長時間耐久)

 

「名言タイピング練習(10分長時間耐久)」では、10分間ひたすら文章をタイピングができるシンプルな練習ゲームです。時間内にどれだけタイピングができたか、またミスタイプがどれだけあったかの確認ができます。

 

 

▶︎「名言タイピング練習(10分長時間耐久)」の公式サイトはこちら

 

 

以上が10分間の時間制限ありのタイピング練習ゲーム紹介でした。

 

 

 

6−4.時間制限なしのタイピング練習ゲーム

 

タイピングでカウントダウンをされてしまうと焦って集中ができないと感じる人や、もっと時間をかけて練習したいと思う人には時間制限のないタイピングゲームがおすすめです。

 

ここからは時間制限がないタイピングゲームを紹介します。

 

 

1.名言タイピング練習(ほぼ無制限)

 

名言タイピング練習(ほぼ無制限)

 

6−3.10分間の長文タイピング練習ゲーム」で紹介した、「名言タイピング」のシリーズでほぼ時間が無制限な練習ゲームになります。時間を気にせず自分のペースでタイピングができるので、先にこちらのゲームで練習をして、その後に10分間のタイムアタックに挑戦するという方法もおすすめです。

 

 

▶︎「名言タイピング練習(ほぼ無制限)の公式サイトはこちら

 

 

2.MyTyping パソコンスピード認定試験問題

 

MyTyping パソコンスピード認定試験問題

 

MyTypingゲーム内にある「パソコンスピード認定試験問題」では、2,000字超えの長文練習ができます。かなり文章も長いため、ほぼ無制限で練習ができるといっていいでしょう。現在は第45〜57回開催分の過去問が公開されています。(写真は第56回の問題です。)

 

 

▶︎MyTyping「パソコンスピード認定試験問題」の公式サイトはこちら

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
このように時間制限のないゲームは、自分のペースで練習ができるため、焦ってミスタイプを起こす心配がありません。より正確なタイピング練習をしたい人にはおすすめのゲームです。

 

 

以上が時間制限なしのタイピング練習ゲームの紹介でした。

 

 

 

7.まとめ

この記事では、長文タイピングの練習方法について詳しく解説してきました。

 

長文タイピングはタイピングの「応用編」にあたります。単語や短文タイピングはできても長文は苦手と感じる大人や、途中で挫折してしまう人などが多くいます。基本のホームポジションや指の位置をしっかりとマスターした上で、文字の変換タイミングや文章の先読みを意識することが上達のコツです。そうすることで無駄なタイピングを減らしてよりスムーズに長文タイピングができるようになります。

 

また具体的な練習方法は、タイピング検定の過去問や長文タイピングゲームを使った練習方法や、本やニュース記事などの例文や文章を読んで模写する方法などがたくさんあります。またこれら以外にも、SNSやチャット・ブログなど、日常で使うツールを活用すればより実践的な練習ができるためおすすめです。

 

ぜひこの記事を参考に、難関なタイピング検定を突破できるだけなく、日常や実践的な場面でも活かすことのできる長文タイピングスキルを身につけましょう!

 

 

8.【関連情報】タイピングに関するお役立ち記事一覧

この記事では、「長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう」について説明してきました。タイピングの上達には長文でのタッチタイピングの習得はもちろん、おすすめの練習方法などその他にも重要なポイントがあります。

 

そのため、以下ではタイピングに関するお役立ち記事を一覧でご紹介しておきますので、この記事とあわせて確認しておきましょう。

 

子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説

 

タイピング速度はどのくらい?測定方法や平均目安、スピード上げる練習を解説

 

e-typing 腕試しレベルチェック!タイピングのスコアや平均レベルをチェック

 

ひよこタイピング!基礎練習に特化した初心者向けのタイピングゲーム

この記事の監修者

沢本舞(さわもとまい)

メディアライター兼「ぱそメモkids」運営者

エンタメ会社で広報を経験し、現在は株式会社セナネットワークスでメディアライター兼広報として勤務。同社では2021年にNintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」を開発・発売。プログラミング・システム開発を事業とする企業として、プログラミング教育の更なる普及への貢献の思いでオウンドメディア運営をスタート。

監修者のご紹介: 「信頼されるサイトとしての取り組み」 をご覧下さい。

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