タイピング
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タイピング
「タイピングスピードがなかなか上がらない!」「自分のタイピングって速い?遅い?」「そもそもタイピングの速いと言われる基準は?」など、このようなことを感じたことがありませんか?
タッチタイピングにおいて、タイピングスピードは重要なスキルの1つで、正確な文字入力ができるようになるといったスキルに加えて、速度アップも習得すべき必要があります。
なぜなら、タイピング速度が遅いままだと、以下のような問題やデメリットがあるからです。
逆に考えると、タイピング速度がアップすれば、「学校のパソコン授業でしっかり内容を理解でき、楽しく学ぶことができる」、「社会人になってパソコンを使う仕事では業務効率が何倍も上がって、自分の評価にもつながる」などのメリットになりますよね。
実際にタイピング速度を測るには、速度測定サイトを利用したり「kpm」と呼ばれる1分間の打鍵数から測定する方法以外にタイピングスピードや正確性・実力などを総合的に判定するタイピング検定を目安にする方法などもあります。
この記事では、一般的なタイピングの速度目安はどれくらいなのか、またタイピング速度の測定方法やスピードアップのためのコツ、練習方法などを詳しく解説してきます。
そして、最後まで読んでいただくことで、さらに速いタイピングを目指せるようになるでしょう!それでは、見ていきましょう。
▶【関連情報】タイピングの速度アップを毎日楽しみながら練習できるおすすめ情報
4−3.就職活動の履歴書作成など市場性のあるスキルとしてアピールできる
5−3.【自社調査】現場で働くエンジニアのタイピング速度は?
6−1.タイピング速度の測定テストや判定・診断チェックサイト
7.タイピング速度が限界!上がらない!見直しポイントと上げるための練習方法
7−2.タイピングの環境や体調などのコンディションを意識して練習する
8.【最新調査結果】最近の小中学生のタイピング速度が倍以上に!?
まず、一般的なパソコンタイピングの速度に単位があるのを知ってますか?
タイピングの速度指標として、「kpm」や「wpm」「cpm」といった言葉があり、どれも、1分間に入力できる文字数ではありますが少し意味合いが違います。
まずは一般的なタイピング速度の目安を紹介する前に、この速度の「kpm」や「wpm」「cpm」について説明をします。
そもそも、「kpm」や「wpm」「cpm」というのは英文タイピング向けの指標であって日本向けではありません。
なぜなら、日本語タイピングには漢字の文字変換という独特のタイピングがあるため、この基準では正確な打鍵数を判断するのが難しいからです。
今回は、違いをわかりやすく説明するため、英語の参考例文を使って3つの違いの説明と、日本語の場合、どう換算されるのかを紹介します。
kpm(Keystrokes Per Minute ) とは、1分あたりの入力打鍵数のことを言います。
日本のタイピング大会でもこの速度指標を採用しています。これは、入力文字数ではなく、単に「1分間にどれだけのキー入力できるか」を表します。下のように数値化します。
▶参考例:「It’s nice weather today, isn’t it ?」 → 「34キー」
wpm(Words Per Minute) とは、1分あたりの入力単語数のことを言います。
ただ、英文単語の長さに違いがあるため、単語数は関係なく「入力したキー5文字を1単語」としてカウントされています。英語圏でよく使われる指標です。
▶参考例:「 It’s nice weather today, isn’t it ?」 → 「34 ÷ 5= 6.8キー」
cpm(Characters Per Minute)とは、1分間あたりの入力文字数のことです。
参考例のように、wpmで計算すると端数が出てしまうので、このcpmを使ったりするようです。また、英語の朗読速度の単位としてもcpmが使われています。簡単にいうと日本語のkpmの英語版です。
▶参考例:1分間に110文字入力した場合と114文字入力した場合
→ wpmは(1単語を5文字とした場合)同じ「22wpm」になってしまう。
まとめると以下になります。
ここまでは、タイピングの速度を測るための指標や基準(kpmwpm/cpm)について解説しました。
では実際のタイピングの平均速度はどれくらいなのでしょうか?
今回は英語と日本語の平均速度について紹介します。
一般的な英文タイピングの1分間の平均速度は「41wpm」で入力作業が多い人は、「60wpm」以上が必要と言われています。
少し文字数は多いですが、1分間にこれくらいの文字量をタイピングできます。
▶参考例文:合計233キー
A long time ago, there lived a feudal lord who loved seafood very much. Especially, his favorite dish was a grilled sea bream just with salt. Although there were tens of other delicious dishes, he got angry if there was no sea bream.
英語の平均速度は1分間で41wpmでしたが、日本の場合だとどれくらいなのでしょうか?
結論をお話しますと、日本の速度目安はタイピング検定やサイトによってそれぞれ異なります。
1つはタイピングゲームなどによくある打鍵数(kpm)から判断するケース、もう一つはタイピング検定などでは漢字やひらがなといった日本語の入力文字数で判断するケースの2種類があります。
打鍵数から独自のスコアで判断するe-typing「腕試しレベルチェック」のランクによると、一般的に実務で活かせるにはスコアが209以上が必要とされています。
スコア一覧は、3−5.【補足】e-typing「腕試しレベルチェック」を参考ください。
・e-typing 腕試しレベルチェック!タイピングのスコアや平均レベルをチェック
また、タイピング検定などでは日本語ワープロ検定試験では、一般的に2級相当のスキルで1分間で50字以上とされています。
・日本情報処理検定協会「日本語ワープロ検定試験」の公式サイトはこちら
毎日パソコン入力コンクールでは、実務で最低限必要なタイピング速度は1分間に日本語で60字とされています。
それぞれ少し基準は異なりますが、速度の目安として参考にしてみましょう。
そして、一度、皆さんも1分間でどれだけタイピングがでるかをチェックしてみましょう。
ここまでは、日本語タイピングの速度目安は「kpm」での判断以外に、公的または民間のタイピング検定の合格基準も目安にすると良いと書きました。
日本のタイピング検定での多くは「速読問題」があり、制限時間内でどれだけ打てるのか各級で決められているほか、一般的にビジネスで十分活かせるタイピング速度の目安を表示してくれている検定もあります。
ここでは、有名なタイピング検定で求められる速度基準について詳しく紹介します。
ビジネスキーボードは、日本商工会議所が主催する公的なタイピング検定で、日本語・英語が10分間、数値問題は5分間の時間内に、問題と同じ文字・文章をキーボードで入力します。入力された文字数を「S・A・B・C・D」の5段階で評価されます。
▶参考:ビジネスキーボードの「S・A・B・C・D」の5段階の評価基準表
ランク | 日本語(10分間) | 英語(10分間) | 数値(5分間) |
---|---|---|---|
S | 900字 (90字/分) |
3,000キー (300キー/分) |
1,200キー (240キー/分) |
A | 800〜899字 (80~99字/分) |
2,500~2,999キー (250~299キー/分) |
1,000~1,199キー (200~239キー/分) |
B | 600~799字 (60~79字/分) |
2,000~2,499キー (200~249キー/分) |
800~999キー (160~199キー/分) |
C | 400~599字 (40~59字/分) |
1,500~1,999キー (150~199キー/分) |
600~799キー (120~159キー/分) |
D | 0~399字 (0~39字/分) |
0~1,499キー (0~149キー/分) |
0~599キー (0~199キー/分) |
ビジネスキーボード検定は、ミスペナルティがかなり厳しく、速さだけでなく、正確性が求められるのが特徴です。
「S判定」はミスなしのパーフェクトでないと認定されずかなり難しいので除くとして、最低でも「B判定(日本語は1分で60字)」以上のタイピングができると普通よりも速いタイピングができると判断されます。
・日本商工会議所「ビジネスキーボード検定」の公式サイトはこちら
日本情報処理検定協会が主催する日本語ワープロ検定は、4級〜1級と初段を合わせた合計7つの級があります。10分間タイピングをする速度問題と文章作成問題がありタイピングスキルを総合的に判断します。
▶参考:速度基準(制限時間:10分)
級 | 1ミスに対してのペナルティ | 漢字含有率 | 合格文字数 |
---|---|---|---|
初段 | 5文字減 | 35〜40% | 800文字以上 |
1級 | 5文字減 | 25~35% | 700文字以上 |
準1級 | 5文字減 | 25~35% | 600文字以上 |
2級 | 3文字減 | 25~30% | 500文字以上 |
準2級 | 3文字減 | 25~30% | 400文字以上 |
3級 | 1文字減 | 23~26% | 300文字以上 |
4級 | 1文字減 | 23~26% | 200文字以上 |
一覧にもある通り、上級になると単にタイピング文字数が増えるだけでなく1文字ミスのペナルティも厳しくなるため速度だけでなく正確性も問われます。一般的に2級以上は持っておきたいレベルになるので1分で最低50文字以上タイピングができるスピードが必要ということがわかります。
・日本語ワープロ検定の速度基準はこちら
日本情報処理検定協会が主催する検定で、シンプルにタイピングの速さ・正確さが求められる検定です。認定基準は6級〜特段までの10個あります。
▶参考:速度基準(制限時間:10分)
級 | 1ミスに対してのペナルティ | 合格文字数 |
---|---|---|
特段 | 1文字減 | 2,000文字以上 |
初段 | 1文字減 | 1,500文字以上 |
1級 | 1文字減 | 1,000文字以上 |
準1級 | 1文字減 | 800文字以上 |
2級 | 1文字減 | 600文字以上 |
準2級 | 1文字減 | 450文字以上 |
3級 | 1文字減 | 350文字以上 |
4級 | 1文字減 | 250文字以上 |
5級 | 1文字減 | 100文字以上 |
6級 | 1文字減 | 50文字以上 |
この検定は、より速さに焦点を当てた検定ですので、先ほどの「日本語ワープロ検定」よりも合格ハードルが高く、2級以上でも10分間で600文字(1分間で60文字以上)以上もタイピングができるようになる必要があります。
・文章入力スピード認定試験(日本語)の速度基準はこちら
公益財団法人全国商業高等学校協会が主催する検定で、主にビジネス文書に関する基本的な知識と文字入力の検定で筆記と実技がありその中に「速度部門」の問題があります。今回はその速度部門の基準を紹介します。
▶参考:速度基準(制限時間:10分)
級 | 合格文字数 |
---|---|
1級 | 700文字以上 |
2級 | 450文字以上 |
3級 | 300文字以上 |
合格率は3級が30%、2級は20%、1級は14%台と比較的難しい検定です。ここでも2級以上のスキル(45字以上)あると良いでしょう。
・ビジネス文書実務検定(速度部門)の合格基準はこちら
検定ではありませんが、e-typingサイトにある「腕試しレベルチェック」では、打鍵数を元にレベル判定がされます。「E-~???」まで18段階に分類された独自スコアでレベルを出してくれるので参考にするといいでしょう。
レベルの詳細は下の表になります。
▶参考:速度基準(約1分間)
ランク | スコア | レベル |
---|---|---|
??? | ??? | ??? |
good! | 277〜299 | 一般的なオフィスワークでは困ることのないレベル |
S | 260~276 | |
A+ | 243~259 | |
A | 226~259 | |
A- | 209~225 | |
B+ | 192~208 | 個人的な用途でのパソコン利用では問題ないレベルのタイピングスキル |
B | 175~191 | |
B- | 158~174 | |
C+ | 141~157 | |
C | 124~140 | |
C- | 107~123 | |
D+ | 90~106 | 基本のタイピングができる |
D | 73~89 | |
D- | 56~72 | |
E+ | 39~55 | まだまだこれから |
E | 22~38 | |
E- | 0~21 |
※スコアは、「WPM×(正確率÷100)^3」で計算されます。
仕事などでも問題なくスムーズにタイピングができるようになるには最低でも、209以上(約300kpm)のスコアを目指しましょう。ただ個人用途レベルであればBランク程度のスキルがあれば問題ありません。
ここまで紹介してきた各検定ごとに通常タイピングが速いと言われる基準について下にまとめました。
以上が日本のタイピング検定の速度基準についての紹介でした。
検定によっては速度問題だけでなく他の問題があることや、判断基準も少し違います。ですが、ビジネスでも活かせるようになるには、「ビジネスキーボード」ではB判定、「日本語ワープロ検定」は2級以上、「ビジネス文書実務検定」が2級、e-typing「腕試しレベルチェック」ならスコア209を目安にして、1分間に50〜60字以上を目安にタイピングができるようにしましょう。
ここまでは、タイピング速度の基準や目安についてお話ししてきました。そもそもなぜタイピングが速いといいのか、そのメリットについて説明します。
Biz Clip(ビズクリップ)が出した企業PC実態調査2021によると、仕事でパソコンを使用している割合は現在9割を超えているようです。
その中でもメールや資料作成などパソコン操作をする上で必要な文字入力(タイピング)に費やす時間の割合も多く、速い人とそうでない人と比べると作業効率が2倍も上がると言われています。
お仕事でも役に立つスキルとしてタイピングを速くすることは大切です。
また、タイピングが速くなることでTwitter・Facebook・チャットワークなどのSNSやチャットツールなど文字を使ったコミュニケーションをする時にも役に立ちます。タイピングが速くなるとで、会話をするようにテンポ良く伝えたい内容を相手に送ることができコミュニケーションを円滑にしてくれます。
「4−1.仕事の作業効率が2倍にアップ」でも書いたように、パソコンを使ったタイピングスキルは当たり前となりつつあります。業種職種を関係なくオフィスワークではパソコン操作の多くの時間はタイピングが占めています。また職種によっては即戦力としてアピールもできるので、採用側の不安を無くす効果もあります。
履歴書でアピールする場合は各タイピング検定の上級クラスにあたる2級以上のスキルや資格を取得しておきたいところです。
では実際に、どんな職業でタイピングスピードが求められるのでしょうか?タイピングが必要な職種と、それぞれ求められるタイピング速度について解説します。
一般的な会社の事務職やデータ入力職などの仕事では、書類や資料作成、メール対応など文字入力が必ず出てくるので、より速いタイピングが求められます。特に文字入力がメイン作業になるデータ入力などは1分間に最低でも80字以上、100以上のスピード感で打てると良いでしょう。
プログラマーなどもプログラミング言語を書く作業がメインなので、一定のタイピングスピードやスキルが必要です。最近はコードの予測機能も精度が高いので1からコード全てを書くことは減りましたが、入力操作が速くできるのとそうでないのとでは作業時間は雲泥の差になります。なのでこちらも事務職と同様に1分間に80字以上はタイピングができるようにしておきましょう。
実際にプログラマーやエンジニアのタイピングスピードがどれくらいあるのでしょうか?筆者は、株式会社セナネットワークスというプログラミングを使うシステム開発会社に所属しています。今回社内にいるエンジニアメンバーに協力してもらい、現役エンジニアのタイピングスピードはどれくらいあるのか社内調査をしました。
・目的:現役エンジニアのタイピング速度を調査!
・方法:「タイピング速度測定(タイ速)」を使って30秒間のタイピング数を調査
・対象:株式会社セナネットワークスの全社員
・結果:「150〜199kpm」が半数以上
結果は、平均で150〜199kpmを打てた社員が多く、単純計算になりますが1分で約300〜398kpm、1秒の場合は約5〜6.6キー(日本語だと約150字※)になりました。
※ なお、この結果は読むスピードや漢字量によって左右されるのであくまで参考程度の文字数です。
このように、プログラマーになるには必ずしもタイピングスピードが必要ではありませんが、平均以上のタイピングスピードがあると、今後役に立つので目安として練習をしていきましょう。
タイピング速度と仕事について説明してきました。実際に自分のタイピングはどれくらい速いのか気になりますよね。
速度を調べるには測定サイトやタイピングゲーム、セルフチェックなどいくつか方法があります。
ここからは、タイピング速度の測定方法について紹介します。
まずは、タイピングの速度を測定ができるサイト・タイピングゲームがあるのでいくつか紹介します。
「5−3.【自社調査】現場で働くエンジニアのタイピング速度は?」の調査でも利用したタイピング計測テストサイトです。
「タイピング速度測定(タイ速)」では、30秒以内にどれだけ速くタイピングできるかを評価・測定してくれます。文字は、ローマ字はヘボン式、ローマ字式など複数の入力形式にも対応しています。ミスタッチのペナルティがないので、単純なタイピングスピードの測定ができます。結果には30秒間の打鍵数(入力キー数)や日本語の入力文字数を見ることができます。
なお、2023年2月時点の総合1位は「otome」さんで、打鍵数が538キーで1秒間に約17字入力している計算になります。
・タイピング速度測定(タイ速)を体験!遊び方や特徴、平均速度・ランキングを紹介
e-typingでも、タイピング速度を計測することができます。こちらは筆者が実際にプレイした時の画像です。約1分で300kpm※でした。e-typingでは、「スコア」という独自の計算で細かくレベル分けがされています。いくつかゲームがありますが「腕試しレベル」が良いでしょう。理由はランダムで文言が出てくるので本当の実力を測れるからです。
タイピングゲームではおなじみの、myTypingでも60秒間(1分間)の打鍵数(kpm)を計測できるメニューがあります。なお、こちらの診断で出る問題は日替わりではないので、慣れてしまうと本当のタイピングスピードが測れなくなるので注意が必要です。ルールは少し違いますが毎月更新されるタイピング診断メニューもあるので練習としてそちらも活用するといいでしょう。
以上が、タイピング速度の測定テストや判定・診断チェックサイトの紹介でした。
また、タイピングの測定ゲームを使う以外にも自分で測定する方法があります。方法は簡単で、パソコンと参考文章とストップウォッチを用意するだけでできます。
※1:ストップウォッチについて
もし手元にストップウォッチがない場合はGoogle Chromeで「タイマー」と検索するとストップウォッチが出てきます。時間になるとアラームも鳴るため便利ですよ。
※2:文字計算について
文字数をカウントしてくれる【文字カウント】というサイトがあります。それを活用すると便利でしょう。
では、先ほどの手順3にある「文章」とはどういったものを用意するといいのか、一部例文つきで紹介します。
セルフ測定をする時の参考例文は、なるべく時間内で打ちきれない文字数の文章を用意しましょう。検定の過去文は長めの文章が多くおすすめです。
下は日本語ワープロ検定試験から引用した文章です。
子供のころに、ピーマンの苦味やニンジンのにおt)が気になり、苦手になってしまったとしいう人もいるでしょう。大人になれば、野菜には人間にとって必要な栄養素がたくさん含まれていることを理解でますが、子供には分かってもらえないこともあります。切り方や味付けを変えたり、好きなものと混ぜてみたりなど、ざまざまな工夫をしてみても、思うようにいかないこともあるのです。そんなときに、わたしは野菜の特性に詳しい人のブログや本を頼ります。下処理の意味や調理上の注意点など、レシピだけでは分からい部分を知ることができるので、重宝してしいます。同じ材料と手順で行っても、その意味を理解していると失敗が減り、香りや舌触り、歯応えなど 変わるのです。 それまで子供が見向きもしなかった食材でも、すんなり食べてくれるようになったという経験もあり、わたしも野菜のことを学んでみたいと考えるようになりました。調べてみると、これに閉連する資格が数多く存在していました。生産者と消費者の懸け橋になることを目標としたものや調理方法に特化したもの、健康な体づくりを目指すものなど、同じことを学ぶにしても、目的が少しずつ異なるようです。 こうした資格を取得した人が活躍してしいる場としては、料理教室の先生や食品メーカーの南品開発をはじめ、飲食店などがありますが、これらに限らずいろいろな方面で知識を生かすことができます。また、わたしのように自分や家族の食を豊かにするなど、健康的な生活を送るために資格を取ったという人も少なくありません。人生100 年時代といわれる咋今では、さらに需要が高まっていくはずです。
なお、このほか検定の過去問の例文は、以下の記事でも紹介しています。 ぜひ参考にしてみてください。
より実践的なシーンでのタイピング速度を把握したい人には、ビジネスシーンで使うテンプレート例文を参考例文として使うといいでしょう。特にメールテンプレートは探すとたくさん出てくるので今回は、一般財団法人日本ビジネスメール協会監修の「ビジネルメールの教科書」で公開されているメールテンプレート一部を紹介します。なお、●の部分は適当に日本語を入れて計測してみましょう。
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タイピング練習をしていると、「なかなかスピードが上がらない」と感じる人も多くいるようです。なぜそうなるのか、その原因と見直しポイントについても解説します。
無駄な指の動きをしていたり、キーの一番近くに指があるのに別の離れた指で打つ「自己流タイピング」をしていませんか?
速くならない原因として、ホームポジションや指の位置をしっかり使っているか、指の使い方の最適化(無駄なく最短タイピングができること)ができていないことなどがあげられます。
こういったことが重なるとかなりのタイムロスにつながってしまいます。少し意識を変えてみることでタイムロスを減らすことができるので今一度自分のタイピングを振り返ってみましょう。
以下の記事ではホームポジションや指の位置について詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
タイピングをする時は、なるべく固くなりすぎずリラックスした状態で行うことも大切です。
そのためにはタイピングの見直しだけでなく、パソコンを置く机や椅子の高さであったり、パソコンと身体の距離や姿勢、その日の体調にも意識してみると良いでしょう。例えば、机や椅子については、日本オフィス家具協会によると、効率よく作業ができる机の高さが「720mm」、奥行きが「600~700mm」、椅子の座面の高さの目安は「身長×1/4」といわれています。また、冬になると寒くて指が動かしにくくなることがあるので始める前に指のウォーミングアップをすることもおすすめしています。
このように、タイピングスキルの見直しと一緒にタイピングする時の姿勢や環境、コンディションも見直してみることをおすすめします。
タイピング速度アップの一番のポイントは、キーを見なくても自然とタッチタイピングができることです。
1度でもキーを見てしまうだけで、かなりのタイムロスをしてしまいます。なので、キーを見る回数を減らす(=タッチタイピングの習得)意識をしていきましょう。これがタイピングスピードを上げる最大のポイントです。
タイピングの速度改善には、文字の変換タイミングも、タッチタイピングと同じく重要になります。
単語ごとから文節ごとへ変換する回数を1つ減らすだけで全体のタイピングスピードは速くなります。上級者や変換に慣れてくると自然と変換をする回数が減っていきます。省略できそうなところはショートカットをしていくことがスピードアップの秘訣です。このように、文字変換のタイミングも意識して練習をしましょう。
文字の変換練習については以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしましょう。
ここまでは個人で練習する場合を紹介してきましたがそれ以外にもタイピング速度を上げる練習方法があります。
それが「対戦練習」です。
前提として対戦相手がいる必要がありますが、お互いに楽しくタイピングのスピード練習ができます。
今回は、相手と対戦ができるタイピングゲーム3つを紹介します。
オンライン対戦ができるWebゲームの1つに「タイピンガーZ」があります。相手よりも速く正確なタイピングをして相手を倒します。タイピングの実力差によって、HPのハンデをつけてくれるハンデモードがあるので、初心者でもできるゲームです。ポケモンゲームのように対戦を重ねて自分のキャラクターの経験値やレベルが上がっていくので対戦だけでなく飽きずにプレイができます。
ココアの桃太郎たいぴんぐでは、2021年から「対戦モード」が追加されています。対戦モードをプレイするには、本編で「うらぶれ屋敷」スポット(ステージ3つめ)まで全てクリアしないと遊べません。またプレイするには会員登録(無料)も必要なので注意です。
パソコンは高額で買えない場合や、お子さん専用にパソコンを持たせるのは少し心配と感じる保護者の方におすすめなのが、「タイピングクエスト」です。
人気の家庭ゲームNintendo SwitchとUEBキーボードで遊ぶことができます。タイピングクエストはメインんのストーリーモードはシングルプレイでですが、相手とタイピングの速さを競う「バトルモード」も用意されています。ソフト単体ではネットに繋がらないため安心して利用できるゲームです。
以上が、相手と対戦ができるタイピングゲームの紹介でした。
▶︎参考情報:タイピングの早くなるためのコツについては、以下の解説記事も参考にしてください。
最近、小学生・中学生のタイピング速度結果に大きな変化が出ているのを知っていますか?
株式会社教育ネットと株式会社ミラボが独自調査した「第1回全国統一タイピングスキル調査」によると、全国の小中学生約6800人を対象に1分間あたりの正しい入力文字数が文部科学省の2015年調査の8倍以上の結果になったそうです。
出典:株式会社教育ネット「~『第1回全国統一タイピングスキル調査』 結果報告~ 小学5年生「1分間の入力文字数49文字」、文科省の2015年調査の8倍以上」 より
過去に文部科学省が実施した「情報活用能力調査(2015年)」では、1分間に入力できる文字数について小学5年生が5.9文字、中学2年生で平均17.4文字でした。今回のデータは株式会社教育ネットの独自調査になりますが、小学5年生は49文字、中学2年生と平均60文字と大幅に入力数が増えていることがわかりました。調査内容によるとこの結果はあくまでも平均速度のため、実際にタイピングスキルという点は個人差が大きくあるようです。ですが、数年前と比較して全体的にお子さんのタイピング速度は急成長しています!
ここからは参考になりますが、日本や世界ではタイピングの速度を競う大会が開催されています。日本や世界のタイピング大会と、その大会優勝者の最速記録とはどんなものなのかご紹介します。
まずは、日本と世界で開催されているタイピング大会について簡単に説明します。
東プレ株式会社が発売している、静電容量無接点方式の国内キーボード「REALFORCE」が主催するタイピング日本一を決める大会。2023年で4回目を迎えます。予選をe-typing で実施し、その成績上位者は東京の会場で Weather Typing を使用して本戦を行います。
毎日新聞社や一般社団法人日本パソコン能力検定委員会が主催する、タッチタイピングの速さや正確性を競う日本のタイピングコンクール。全国202万人以上の参加の実績があります。 オンライン参加のため、好きな時間に自宅や学校から参加できます。
公益社団法人日本速記協会が主催する、タイピングコンテスト。日本速記協会140周年を記念した大会で、参加条件があるのですがタイピングコンテストがあります。(2023年度の実施は未定)
以上が日本のタイピング大会の紹介でした。次に、世界のタイピング検定についても紹介します。
Intersteno(国際情報処理連盟)が主催する「Intersteno Internet Contests」と呼ばれるタイピング大会があります。オフラインの大会が2年に1回、オンライン大会が1年に1回、実施されています。日本参加者も多く、母国語部門には「日本語部門」があります。
※2020年は日本語部門の開催は中止
※申し込みは学校および各種団体経由から可能(日本の場合は全日本タイピスト連合から)
日本や世界のタイピング大会がいくつかありますが、その中でも「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP(日本)」で3回連続優勝したmiriさんと、「Intersteno Internet Contests(世界)」の優勝経験のあるSean Wronaさん、Andrea Akhlaghi Farsiさんの速度記録について紹介していきます。
タイピング女王とも呼ばれている「miri」さんは、「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP」で過去3大会連続で優勝しているほか、「第一回キーボード選手権(生字幕入力コンテスト)」でも優勝されています。
本業は映像に字幕をつけるお仕事をしているなど、まさにタイピングのプロです!
1秒間に約21キーもタイピングができるそうで、1分間にすると単純計算で1,260キー(kpm)に...。 「e-typing」ではSランクの筆者が頑張って300kpmと比べるといかに速いのがわかりますよね。
実際の大会プレイ動画がこちらです。
▶参考:2019年大会決勝動画
かなりリラックスしたようにも見えるのに指は爆速タイピングをしているmiriさんの姿に筆者も最初は驚きました。
ここからはタイピング世界大会(Intersteno Internet Contests)優勝者、Sean Wronaさんについて紹介します。
Sean Wronaさんは、この大会で過去に4回も総合優勝をしています。(オフライン・オンライン含む)そのスピードは英語部門では10分で8,249キー、1分間にすると824キー(kpm)を打っています。どれくらいの速さなのか実際の2020年大会の記録動画を以下でご紹介します。
▶参考:大会プレイ動画
動画では、「クロアチア語」「ハンガリー語」「トルコ語」部門のタイピングをしていましたが、この3部門で平均すると4,662タイピング、うちミスタイプが平均4.5キーと驚くべきスコアです。以前優勝した2020年大会では、英語部門が10分間で7710キー、1分間にすると約771キー(kpm)だそうです。またその中でもミスタイプはたったの5キー。正確性・速さともに異次元の記録を持っています。
また、2022年大会の優勝者でもある、Andrea Akhlaghi Farsiさんについても紹介します。
Andreaさんは、ここ数年から上位に入っていたのですが2022年大会では総合優勝しました。英語部門で10分間7007キーで内ミスタイプは9キー、1分間で約700キー(kpm)もタイピングしており、注目の選手でもあります。
2022年大会のランキング上位20名の成績をみていくと、上位に入るためには最低でも、多言語部門で444kpm、母国語部門で677kpm以上のタイピングスピードが必要のようです。
この記事ではタイピング速度について詳しく解説してきました。
記事の最初で説明したように、「kpm」や「wpm」「cpm」などはタイピングスピードを測る目安はあくまでも英文用の基準で日本語向けではないため、正確な日本語タイピングの速度基準というものは定義されていません。ですが、タイピング検定の合格基準や、「kpm」から比較するなど、いくつか速度の目安となるヒントがあります。その中でも今回紹介したタイピング計測ゲームやセルフ診断は気軽に始められるのでおすすめです。
また、タイピング速度アップのコツとしては、基本でもあるホームポジションや指の位置でタイピングができているか、文字の変換タイミング、ノールックタイピングなど技術的なことだけでなく、その日の体調やデスク環境も見直してみましょう。何よりもスピードを上げるにはタイムロスとタイプミスをいかに減らせるかにかかっています。
日本や世界大会レベルになるとさらに速いタイピングをする人がたくさんいます。大会レベルのスピードはなくても、今のタイピングスピードが1秒でも速くなるだけで実務や作業がより速くなります。
ただ、やみくもに練習するのではなくしっかりと今の自分のタイピング速度を把握して記事で紹介したスピードアップのコツを参考に練習すればきっとタイピングができるようになります。
この記事では、「タイピング速度はどのくらい?測定方法や平均目安、スピード上げる練習を解説」について説明してきました。タイピングの速度には、前提としてタイピングの基礎の習得や、そのための練習方法などの重要ポイントがいくつかあります。
そのため、以下ではタイピングに関するお役立ち記事を一覧でご紹介しておきますので、この記事とあわせて確認しておきましょう。
・子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説
・マナビジョン「無料タイピング教材」初心者向けの基礎練習に超おすすめ!
・ひよこタイピング!基礎練習に特化した初心者向けのタイピングゲーム
・こどもタイピング!マイタイピング内で人気の子供向けおすすめゲーム
・FMVキッズ「めざせ!タイピングマスター」を体験!子供におすすめな理由を解説
・プレイグラムタイピングとは?小学生向けの無料タイピング練習教材におすすめ
メディアライター兼「ぱそメモkids」運営者
エンタメ会社で広報を経験し、現在は株式会社セナネットワークスでメディアライター兼広報として勤務。同社では2021年にNintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」を開発・発売。プログラミング・システム開発を事業とする企業として、プログラミング教育の更なる普及への貢献の思いでオウンドメディア運営をスタート。
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