タイピングクエスト タイピングクエスト

タイピング タイピング

子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説

子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説

「子供にタイピング練習をさせたい!でもおすすめの練習ゲームや方法がわからない…。」

「いつ頃からタイピング練習をさせるべきなの?」

「そもそも、本当に子供の時からタイピング練習をさせるべきなの?」

 

といったお悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?

 

まず、これから子供が大きくなるにつれてタイピングスキルが求められる場面は必ずといってもいいほど出てきます。最近では学校でもパソコンを使った授業が増えて、社会に出ると、パソコンに触れる場面はさらに増えます。

 

このように、タイピングスキルは文字を書くことと同じように当たり前のスキルになるでしょう。また、子どもの時から正しいタイピングスキルを習得するために練習を積み重ねていくことが、これからますます重要になります。

 

「新学習指導要領」によると、小学校教育ではキーボードでの文字入力ができるようになると書いており、小学生の間にタイピングを習得できるようにすると文部科学省が発表しています。

 

では実際に子供へのタイピング練習はいつ頃から始めればいいのか、またどんな方法やゲームを使うといいのか気になりますよね。

 

この記事では初心者の子供でもタイピングが上達できる練習方法やゲーム紹介の他に、練習のコツや始めるタイミングなどを詳しく紹介します。そして、最後まで読んでいただくことで、子供のタイピングスキルが上達していく姿を見ることができるようになります。

 

それでは、見ていきましょう。

 

 

▶【関連情報】Nintendo Switch初の子供向けタイピングゲーム「タイピングクエスト」(無料版あり)はこちら

 

 

目次

 

1.なぜ子供の時からタイピング練習をするべきなのか?その理由と背景

 1−1.プログラミング授業の必修化

 1−2.国内外の各種試験がCBT(パソコンを使った試験)が増えている

 1−3.パソコンを使う仕事が増えている

 

2.子供の頃からタイピング練習をするメリット

 2−1.タイピングスキルは今後一生役に立つ

 2−2.「調べる力」が身につき学びの幅が広がる

 2−3.タイピングができると同時にローマ字もマスターできる

 

3.子供がタイピング練習を始めるタイミングはいつから?

 3−1.ローマ字を学ぶ「小学3年生」を目安に

 3−2.幼児は知育玩具やキーボードに触れさせてみる

 

4.超初心者の子供がタイピングを上達するための練習方法

 4−1.初めてタイピング練習をする子供はキーボードに慣れる練習から!

 4−2.速度は後からついてくる!焦らず楽しくできる練習を続ける

 4−3.難しい場合は「パソコン教室」でプロに見てもらおう

 

5.子供がタイピング練習するときの指の位置や使い方のポイント

 5−1.「ホームポジション」を意識する

 5−2.基本姿勢を守って「指の位置」を覚える

 

6.タイピング練習ゲームやアプリを選ぶ際のポイント!

 6−1.基本から応用まで細かく分けた練習がある

 6−2.時間制限がある

 6−3.簡単で飽きない

 6−4.子供向けのワードを使用しているか

 

7.子供向けタイピング練習におすすめのパソコン・キーボードは?

 7−1.パソコン(Mac・Windows・Google Chromebooks)

 7−2.キーボード

 

8.【子供・小学生におすすめ】無料タイピング練習ゲーム・ソフト・アプリ一覧

 8−1.「こどもタイピング」My typing(マイタイピング)

 8−2.ベネッセ マナビジョン「タイピング練習 日本語入力」

 8−3.タイピンガーZ

 8−4.寿司打

 8−5.ココアの桃太郎たいぴんぐ

 8−6.Typing Land(iOS,Androidアプリあり)

 

9.【慣れてきたらおすすめ】Nintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」

 

10.まとめ

 

 

 

1.なぜ子供の時からタイピング練習をするべきなのか?その理由と背景

鉛筆でノートに文字を書くことと同じように今後は当たり前なスキルになると言われている「タイピングスキル」。なぜ子供の頃から練習をしておくといいのか、その理由と背景について詳しく説明いたします。

 

 

1−1.プログラミング授業の必修化

プログラミング授業の必修化

 

まず1つ目に、2020年に学校教育で「プログラミング授業」が必修化された背景があります。文部科学省の「小学校プログラミング教育に関する概要資料」でもあるように、小学生〜高校生にかけてプログラミング授業に関して以下のように書かれています。

  • 小学生:「プログラミング的思考」を学ぶ
  • 中学生:計測・制御のプログラミングを学ぶ
  • 高校生:「情報Ⅰ」が必修化。全生徒がプログラミングの基礎を学ぶ 

本格的なプログラミングの授業は中学生以降になりますが、プログラミング学習において、タイピングは鉛筆を使ってノートにメモしていくことと一緒で必ず習得しておくべきスキルです。

 

▶︎参考情報:文部科学省の「小学校プログラミング教育に関する概要資料」は以下をご参照ください。

 

小学校プログラミング教育に関する概要資料

 

 

1−2.国内外の各種試験でCBT(パソコンを使った試験)が増えている

 

2つ目に、最近の検定試験でパソコンを使うこと(CBT)が増えていることです。また、近い将来に大学入試試験でもパソコン受験が採用されるという話も出ています。

 

選択形式のテストなら問題はないですが、記述形式になるとタイピングスキルは必須になります。早いうちにタイピングスキルを習得しておくとこういった試験でも役に立ちます。

 

 

1−3.パソコンを使う仕事が増えている

パソコンを使う仕事が増えている

 

最後に、パソコンを使った職業や業務が増えていることです。

 

メールや資料作成など社会人になるとパソコンを使ったタイピングは切っても切れないものになります。また画面を見ずにキーボードを打つ「タッチタイピング」を身につけると、そうでない人に比べて2倍のスピードで作業をこなせると言われています。身につけておいて損のないスキルです。

 

このようにタイピングは将来に渡っても活かせるスキルのため子供の時から練習をして習得しておくと今後とても役に立ちます。

 

 

以上の3つが子供の頃からタイピング練習をするべき理由と背景です。

 

 

 

2.子供の頃からタイピング練習をするメリット

 

ここまでは、子供がタイピング練習をするべき理由と背景を解説しましたが、実際にタイピングを習得するメリットについても説明します。

 

 

2−1.タイピングスキルは今後一生役に立つ

 

1−3.パソコンを使う仕事が増えている」 で説明したように、子供の頃からタイピングに慣れておくと社会人になっても役に立ちます。また、プログラミングエンジニアなどの専門的な職業を目指せる他にパソコンスキルが重視される職業につくには必要なスキルとも言えます。

 

タイピングスキルを身につけることは、自転車と同じで一生忘れることがなく、一生使える武器になるので大人になるまでには習得しておくことをおすすめします。

 

 

 

2−2.「調べる力」が身につき学びの幅が広がる

 

これまで課題学習で図書館へ行って参考書を探して提出をすることが多かったと思いますが、最近はこれらの参考情報をインターネット上で探すことができるようになりました。タイピングスキルがあると、スムーズに自分が知りたいことを的確に調べることができるため、課題学習や日頃の学習にも役に立ちます。

 

 

2−3.タイピングができると同時にローマ字もマスターできる

 

タイピングには「かな入力」もありますが、一般的には「ローマ字入力」が主流です。ローマ字を理解していないとタイピングを習得することはできません。タイピングができるとローマ字も一緒にマスターすることができます。

 

 

このように、タイピングを早いうちからマスターすることで子供の学習意識を変えることやローマ字の勉強にもなるなどメリットがたくさんあります。

 

 

 

3.子供がタイピング練習を始めるタイミングはいつから?

 

では、タイピング練習をいつから始めればいいのか、お悩みの方もいるのではないのでしょうか?

 

ここではどのタイミングで始めると良いのかをご紹介します。

 

 

3−1.ローマ字を学ぶ「小学3年生」を目安に

 

2−3.タイピングができると同時にローマ字もマスターできる」で説明したように、タイピングは「ローマ字」を理解していないとできません。小学校学習指導要領【国語】によると、ローマ字は「小学3年生」から学びはじめます。これを目安に、タイピング練習を始めると良いでしょう。

 

ただ反対に、ローマ字をまだ学ばない小学3年生以下の子供には、タイピング練習をさせることは少し難しいと考えられます。ただし、自ら興味を持ってキーボードを触ったり、ゲームをすることは問題ないので、「3−2.幼児は知育玩具やキーボードに触れさせてみる」でも紹介しているように、早い段階からキーボードに慣れるというプラスの面も多いことから積極的に体験させてあげましょう。

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
注意する点は、子供が自発的に学びたいと思えることが重要です。小学3年生は「国語」や「算数」の他に新しく「理科」「社会」や「英語とローマ字」と教科が増えて授業内容も難しくなります。無理やり押しつけて子供のモチベーションが下がってしまうのは本末転倒です。周囲の子供との差を比べてしまいがちですが、焦らずにまずは子供の様子をみながら練習をはじめるようにしましょう。

 

 

 

3−2.幼児は知育玩具やキーボードに触れさせてみる

知恵玩具やキーボードに触れさせてみる

 

先ほども書いたように、小学3年生より小さい子供にタイピング練習をさせるのは難しいと思います。まずはキーボードに触れて、慣れさせるところから始めてみるといいでしょう。実際キーボードに触れさせる方法もいいですし、幼児向けおもちゃパソコンを使って楽しく慣れさせる方法もおすすめです。

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
おもちゃパソコンでは、かな・ローマ字入力のタイピングができる機能の他にも、英語の勉強ができるおもちゃもあります。本物のパソコンではないですが、パソコンがどういうものなのかを触りながら学べます。またインターネットに接続しないため安心して遊ばせることができる点もポイントです。

 

 

 

4.超初心者の子供がタイピングを上達するための練習方法

 

では、超初心者の子供がタイピングを上達するためにはどういった練習をするといいのでしょうか?その方法をお教えします。

 

 

4−1.初めてタイピング練習をする子供はキーボードに慣れる練習から!

3−2.幼児は知育玩具やキーボードに触れさせてみる」でもあるように、いきなり子供にパソコンを渡してタイピング練習をさせるのではなく、 キーボードに「慣れる」機会を作ることが大切です。

 

まずは自由にキーボードを指で押して打つ楽しさや感覚を子供に覚えてもらうようにしましょう。

 

 

4−2.速度は後からついてくる!焦らず楽しくできる練習を続ける

 

素早くカチカチッとタイピングできることは誰でも憧れますよね。タイピングが少しできるようになると、どうしても速く打とうとして焦って打つことがあります。これだと間違ったキーや指で打つことになり返ってよくありません。

 

忘れてはいけないのが、「正確なタイピング」を意識することです。速くてもタイピングミスをしていると打ち直す時間がかかってしまいます、また他にも無駄に打つことが増えて手が疲れやすくなることもあります。

 

タイピングは、慣れてくるとスピードは自然と速くなります。まずは一文字ずつ、ゆっくりでいいので正しくタイピングできるよう心がけてください。正確なタイピングがタッチタイピング上達へのヒントです。

 

 

4−3.難しい場合は「パソコン教室」でプロに見てもらおう

難しい場合は「パソコン教室」でプロに見てもらおう

 

なかなか上達しないと悩んでいる人は、パソコン教室で専門の人にみてもらうことも一つの方法です。タイピングの打ち方の癖や自分に合ったタイピング練習方法を一緒に探して教えてくれます。

 

 

 

5.子供がタイピング練習するときの指の位置や使い方のポイント

 

ではここで、子供がタイピング練習をする際に注意しておきたい指の位置や使い方のポイントを説明します。

 

 

5−1.「ホームポジション」を意識する

「ホームポジション」を意識する

 

タイピング練習で検索すると、「ホームポジション」という言葉をよく耳にすることがあると思います。

 

ホームポジションはタイピングする際に戻ってくる基準の場所であり、タッチタイピングの基礎姿勢になります。ホームポジションの姿勢と指の動きをマスターすることがタッチタイピング(ブラインドタッチ)の近道です。

 

タイピング練習をする時は必ず意識しておきましょう。

 

ホームポジションに関しての覚え方や練習方法などは、下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

▶参考情報:ホームポジションとは?覚え方と練習方法、タイピングでズレる際の矯正法まで解説

 

 

5−2.基本姿勢を守って「指の位置」を覚える

基本姿勢を守って「指の位置」を覚える

 

先ほどの「ホームポジション」を守った上で、次にそれぞれの指の位置を覚えることが大切です。

 

左右10本の指にはホームポジションを中心に決められた役割(配置)があります。その位置を指に覚えさせていきましょう。そうすると自然とタッチタイピングができるようになります。

 

詳しい指の配置についての説明は下の記事で紹介しています。

▶参考情報:タイピングの正しい指の位置は?動かし方やおすすめ練習方法を解説【図解付き】

 

まずはホームポジションをしっかりと指に覚えさせた上で、それぞれの指の位置を覚えることを忘れずに練習をしましょう。

 

 

 

6.タイピング練習ゲームやアプリを選ぶ際のポイント!

 

ホームポジションや指の位置をしっかりと覚えられるようになれば、あとはたくさんタイピング練習をしましょう。タイピングの練習ゲームやアプリは探すとたくさん出てきます。どれがいいのか迷ってしまう場合は、以下のポイントを参考に練習してみましょう。

 

 

6−1.基本から応用まで細かく分けた練習がある

 

ゲームによってはホームポジションなどの基本練習のあるゲームや、上級者向けの長文タイピングゲームなどたくさんあります。

 

なるべく1つのゲーム内で基本から応用まで細かいレベルやステージ設定のあるゲームがいいでしょう。理由としては、子供のタイピングの習熟度や目標が分かりやすいので子供のモチベーションも上げることができます。

▶参考情報:ゲーム内で基本から応用まで細かいレベルで分かれているおすすめコンテンツを以下でご紹介しますので参考にご覧ください。

 

「タイピング練習の基礎編1〜11」と「タイピング練習の習得編12〜17」など、全17の練習メニューで分かれている基礎練習に特化したタイピングゲーム「ひよこタイピング」は、子供向けの練習方法でおすすめです。

 

ひよこタイピング!基礎練習に特化した初心者向けのタイピングゲーム

 

 

 

 

 

6−2.時間制限がある

 

他にも、タイピングゲームには、時間内でどれだけタイピングができたかスコアで表示されるゲームもあります。

 

注意する点は、「プレイ時間」です。1つのステージが長すぎると子供がゲームに飽きてしまう可能性があるので長すぎず飽きない時間で練習できるゲームを選ぶといいでしょう。

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
子供が集中できる時間は約「年齢 + 2〜3分」と言われています。大人が思っている以上に集中力は長く続きません。子供によってはこれよりも集中力の長い子もいれば短い子もいますが、5〜15分程度で終わるゲームはおすすめです。他にも、1〜3分程度のゲームを数回に分けてプレイできるゲームはテンポよく遊べるのでおすすめです。

 

 

6−3.簡単で飽きない

 

先ほどと似ていますが、簡単で飽きさせないゲームも選ぶ際のポイントになります。

 

特にタイピング練習をはじめたての子供には、ルールや難易度が簡単なステージで、達成感のある練習ゲームは続きやすい傾向です。

 

 

6−4.子供向けのワードを使用しているか?

 

タイピング練習ゲームでは、難しいワードや漢字、長文など上級者・社会人向けの内容などもあります。

 

子供がわかりやすいワードを使用していることもゲーム選びでは大切です。単に表示されたワードをタイピングするのではなく、ワードの意味を理解してタイピングができるとより実践的なタイピング練習ができるでしょう。

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
タイピング練習を始めたばかりは、子供のとなりで「りんご」や「こくご」などワードを言ってあげるなど、一人で練習できるようになるまでは隣でサポートをしてあげると良いでしょう。

 

ここで紹介してきたのは、あくまでもゲーム選びのポイントの一例です。何よりも子供が楽しく続けられることが大切です。まずは打てなくてもキーボードに慣れることを目標に、子供のスピードに合わせて練習していくと良いでしょう。その子に合うゲームや環境が与えられたら子供はより伸びていきます。ぜひ子供と一緒に楽しく練習できるゲームを探してみましょう。

 

 

 

7.子供向けタイピング練習におすすめのパソコン・キーボードは?

これまでは、子供におすすめのタイピング練習方法やゲームの選び方について説明してきました。では、実際にどんなパソコンやキーボードを使って練習するといいのか紹介いたします。

 

 

7−1.パソコン(Windows・Google Chromebooks・iPad)

 

文部科学省が発表している「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」によると、学校教育で必要なパソコン性能は下の表にあるパソコンを推しょうしています。

 

ここでは、「Windows」や「Google Chrome」のパソコンと「iPad」のタブレットの3種類があるのでその一部を紹介します。

 

 

【Windows】

OS Microsoft Windows 10 Pro 相当
CPU Intel Celeron 同等以上 2016年8月以降に製品化されたもの
ストレージ 64GB 以上
メモリ 4GB 以上
画面サイズ 9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望まし い) タッチパネル対応
バッテリ 8時間以上

 

 

 

【Google Chrome】

OS Google Chrome OS
CPU Intel Celeron 同等以上 2016 年8 月以降に製品化されたもの
ストレージ 32GB 以上
メモリ 4GB 以上
画面サイズ 9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望まし い) タッチパネル対応
バッテリ 8時間以上

 

【iPadOS】

OS iPadOS
ストレージ 32GB 以上
画面サイズ

10.2~12.9 インチ

 

▶︎参考情報:文部科学省が発表している「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」は、以下をご参照ください。

 

GIGAスクール構想の実現標準仕様書

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
タイピング練習だけのために使うのであれば、上の表にあるようなパソコン性能で問題ありません。ただ、今後子供が小学校高学年や中学校へ上がっていくと自由課題の提出や学校指定のソフトを操作する場面も出てきます。それらを考えると表のスペックではメモリが足らない可能性があります。

 

パソコンを購入する際は実際に使うと予想されるメモリ量よりも大きめを買うといいでしょう。そうすることで「パソコンを買ったけどメモリがいっぱいで使えない」といったストレスもありません。予算の中でなるべく性能の高いパソコンを探してみましょう。

 

 

7−2.キーボード

キーボード

 

キーボードは様々な形が販売されていますがタイピング練習でおすすめのキーボードは「メンブレン式キーボード」です。

 

ノートパソコンのような画面と一体型のキーボードでもいいのですが、スライドさせるような打ち方でしっかりとキーを打って指に覚えさせるにはメンブレン式キーボードがおすすめです。安価で買える点もポイントです。

 

また、通常のキーボードだと子供の小さな手ではキーに届かないかと思います。小ぶりなキーボードも販売していますので一度家電量販店などで子供にあったキーボードを探してみるといいでしょう。

 

 

 

8.【子供・小学生におすすめ】無料タイピング練習ゲーム・ソフト・アプリ一覧

 

先ほどは、子供向けのタイピング練習におすすめのパソコン機器について説明をしました。次に、小学生をはじめ、子供におすすめの無料のタイピング練習ゲームやアプリなどを紹介いたします。

 

 

8−1.「こどもタイピング」My typing(マイタイピング)

 

「こどもタイピング」My typing(マイタイピング)
  • 価格:基本無料
  • 難易度:簡単

 ホームポジションを意識したタイピング練習ができるゲームをそろえているサイトです。それぞれタイピングにかかった時間と正誤率で合格と不合格の判定ができる他に、無料で会員登録すると成績表、マイタイピングリスト、タイピング制作なども利用できます。

 

 

「こどもタイピング」My typing公式サイトはこちら

 

 

 

8−2.ベネッセ マナビジョン「タイピング練習 日本語入力」

 

ベネッセ マナビジョン「タイピング練習 日本語入力」
  • 価格:基本無料(一部有料あり)
  • 難易度:簡単 

1〜5分までの時間を自分で設定してタイピング練習ができます。時間内でタイピングできた文字数や正解数・正解タイプ率、間違った数と間違えたタイプ率の詳しい結果を見れます。

 

 

ベネッセ マナビジョン「タイピング練習 日本語入力」公式サイトはこちら

 

 

8−3.タイピンガーZ

 

タイピンガーZ
  • 価格:無料
  • 難易度:簡単

ストーリー性のあるゲームで途中には動画や画像を使った操作説明があるため、初心者でもわかりやすいタイピングゲームです。ホームポジション練習もしっかりとできる問題もありおすすめのゲームです。

 

 

「タイピンガーZ 」公式サイトはこちら

 

 

 

8−4. 寿司打

 

寿司打
  • 価格:無料
  • 難易度:普通〜やや難しい

回転寿司のお皿が流れてしまう前に画面の文字を打つタイピングゲーム。ブラウザで遊べる他に表示キーも複数対応しているゲームです。スピードが求められるため、ホームポジションをマスターした後、より速いタイピングができるようになりたい方におすすめのゲームです。

 

▶参考情報:「寿司打」の遊び方など詳しいゲーム紹介については、以下の解説記事をご覧ください。

 

タイピング人気ゲーム「寿司打」プレイ方法やコツ、記録の平均目安などを解説

 

 

8−5.ココアの桃太郎たいぴんぐ

 

ココアの桃太郎たいぴんぐ
  • 価格:基本無料(一部課金あり)
  • 難易度:簡単

ロールプレイングゲームの世界観でタイピングを学べるWebアプリ。ストーリー性あるゲームで遊んでいるうちにホームポジションをしっかり学べます。

 

 

「ココアの桃太郎たいぴんぐ」公式サイトはこちら

 

 

8−6.Typing Land(iOS,Androidアプリあり)

 

Typing Land(iOS,Androidアプリあり)
  • 価格:基本無料(一部課金あり)
  • 難易度:簡単

パソコン以外にiOS,Androidスマートフォンで遊べるタイピングアプリゲームです。パソコンがなくても別途キーボードを用意して練習をすることができます。

 

 

「Typing Land」公式サイトはこちら

 

 

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
筆者が小学生の頃は「寿司打」を使ってタイピング練習をしていました。普通より上の成績でしたが、授業の長文タイピングテストでは制限時間内に最後までタイピングできなかった記憶があります。今回紹介した単語・短文のタイピングゲームは、長文タイピング練習には少し足りない印象です。慣れてきたら次のステップとして、長文タイピングのあるゲームで練習するといいでしょう。
なお、長文のタイピングの練習については、以下の記事で練習方法を解説していますので参考にご覧ください。

▶参考情報:長文のタイピングの練習方法!おすすめの例文や無料ゲームで上達しよう

 

 

 

9.【子供におすすめ】Nintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」

タイピングクエスト

 

ホームポジションや指の位置をマスターしてタイピングに慣れてきた人におすすめしたいゲームがNintendo Switch「タイピングクエスト」です。

 

「タイピングクエスト」は、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で初めてのタイピングゲームとして2021年4月に登場しました。子供がゲーム感覚で楽しくタッチタイピングを習得できるようになるために、「楽しく学んで、楽しく遊べる」がテーマのタイピングゲームです。

 

またタイピングクエストは、Nintendo SwitchにUSBキーボードを用意していただくと遊べるため、インターネットへの接続もなく安心してお使いいただける点もポイントです。

 

 

この記事を書いた著者「沢本 舞(さわもと まい)」のワンポイント解説!
沢本舞
「タイピングクエスト」では、ストーリーを進めるモード以外に、毎日違うワードが出るデイリーモードや、友達とバトルができるバトルモードなど、飽きさせないモードの他に期間限定でイベントも開催しています。継続して楽しくタイピング練習ができるおすすめのタイピングゲームです。タイピングクエストのゲームについては以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

▶関連記事:「タイピングクエスト」遊び方や攻略法、実際に体験した感想や口コミをご紹介

 

 

 

10.まとめ

 

この記事では、お子さまのタイピング練習について詳しく説明してきました。プログラミング授業の必修化やパソコンを使った解答形式の試験の採用やバソコンを使った仕事が増えているなどタイピングスキルは小さいころから習得しておくと、今後も一生役に立つスキルです。

 

タイピング練習は、ローマ字を習う「小学3年生」を目安に始めると良いでしょう。いきなり小学3年生からタイピング練習を始めるのではなく、小さい頃から少しずつキーボードに触れさせていく機会を作ってキーボードに慣れておくとタイピング練習がよりスムーズになります。

 

また練習する際は、ホームポジションと指の位置を正しく習得させましょう。その後にタイピングゲームを活用した練習をすることでタッチタイピングの習得がより早くなります。

 

今回、一番大切なことは子供がタイピングに慣れて楽しく続けることができる練習方法を見つけることです。いきなりタッチタイピングができる人はそういません。どんな人も一度はタイピングで苦戦しながらも練習を続けて習得できています。目標を高く持ちすぎるとかえってお子さまのモチベーションを下げてしまっては本末転倒ですよね。

 

これから子供にタイピング練習をさせたいと考えている方は、まずキーボードに慣れてタイピングに興味を持ってもらうことを目標にしていくと、自然とタッチタイピングの習得ができるようになるでしょう。

 

この記事を参考に、楽しくタイピング練習できる方法をお子さんと一緒に探してみましょう。

 

 

11.【関連情報】タイピングに関するお役立ち記事一覧

 

この記事では、「子供向けのタイピング練習方法!おすすめのゲームなどわかりやすく解説」について説明してきました。子供のタイピングの上達には、正しい指の位置や動かし方など基礎知識の習得はもちろん、おすすめの練習方法などその他にも重要なポイントがあります。

 

そのため、以下ではタイピングに関するお役立ち記事を一覧でご紹介しておきますので、この記事とあわせて確認しておきましょう。

 

 

タイピング速度はどのくらい?測定方法や平均目安、スピード上げる練習を解説

 

タイピング速度測定(タイ速)を体験!遊び方や特徴、平均速度・ランキングを紹介

 

e-typing 腕試しレベルチェック!タイピングのスコアや平均レベルをチェック

 

 

この記事の監修者

沢本舞(さわもとまい)

メディアライター兼「ぱそメモkids」運営者

エンタメ会社で広報を経験し、現在は株式会社セナネットワークスでメディアライター兼広報として勤務。同社では2021年にNintendo Switch初のタイピングゲーム「タイピングクエスト」を開発・発売。プログラミング・システム開発を事業とする企業として、プログラミング教育の更なる普及への貢献の思いでオウンドメディア運営をスタート。

監修者のご紹介: 「信頼されるサイトとしての取り組み」 をご覧下さい。

他の記事を探す

キーワードから探す